おはようございます。今朝は小雨が降りました。田んぼも畑もカラカラに乾いていますので、もっと思い切った降り方をしてほしいものです。上の写真はナツトウダイです。
昨日は午前に吉川区の山間部から大島区に入りました。相談が1件、寄せられていたからです。「しんぶん赤旗」日曜版の配達の残りもありました。
途中で、ある男性からうれしい話を聞きました。選挙戦の最終日、大島区の田麦で私の街頭演説を聴いていた小学生がいたんですね。その子は家に帰ると、この男性に、「お父さん、橋爪さんに入れてやって」と頼んだというのです。この日の演説では、新型コロナウィルスと県立病院の再編、縮小問題を中心に訴えた記憶しかないのですが、私の訴えのどこがその子の心を揺さぶったのか、心あたりはありません。でも、うれしいですね、こういう話を聞けるなんて。
午後からは党議員団会議と新型コロナウィルス調査対策特別委員会でした。
新型コロナウィルス調査対策特別委員会は、昨日の会議で、来週の月曜日に市議会としての新型コロナウィルス対策としての緊急提言をまとめ、翌日に市長に提出する方針を固めました。緊急提言では、①各種相談の窓口一本化(ワンストップ化)、②中小事業者の固定費への助成、③PCR検査体制を市でも確立する、の3点を盛り込むことにしました。ここ1、2日で正副委員長が文言を整理することにしています。
会議ではまず、各委員が個別に調べた実態調査や事業者からのヒアリングの会の結果が報告されました。「3月は売上が6割減、4月や5月は8~9割減になるだろう」「今の状態が続けば、夏までに半分以上の店舗がつぶれてしまうのではないか。一店舗でも多く生き延びるために、早い対応をしてほしい」(安田委員報告)、「全体が助かるのは固定資産税の減免。支払い猶予ではダメ」「市が緊急的に臨時雇用をして、解雇された人をつなぎとめることも必要ではないか」(牧田委員報告)、「実入りが全然ない。これから夏の海水浴シーズンに向けての企画を打つこともできない。子どもが来ないと仕事にならない。つぶれてもおかしくない状況だ」(上野委員報告)などたくさんの市民の声が出されました。
これらを踏まえて、委員会では何を緊急事項として提言していくかを議論しました。そのなかでもっとも多かったのワンストップ化でした。次いで多かったのは、電気料金、リース料など固定費の負担軽減です。そして3番目に、出口戦略をたてられるようにするためにも、感染をこれ以上広げないためにも、検査をもっと多くやってもらうために上越市でPCR検査体制をつくることでした。そして注目したのは、これらの財源として100億円を超えている市の財政調整基金を活用することを主張した委員が何人もいたことです。市議選の際、私たちが「財調をドーンと使って新型コロナ対策を」と訴えてきましたが、共通認識になりつつあるのはうれしいですね。
きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達、新型コロナの影響調査などいくつも仕事があります。