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農政建設常任委員会の審査

 おはようございます。今朝は寒かったですね。6時に起床し、活動レポートの作成、印刷、そしてスタンディングと続きました。少し前に事務所に戻ったばかりです。

 昨日は農政建設常任委員会の審査でした。日本共産党議員団のメンバーがいない常任委員会ですので、必ず傍聴し、場合によっては発言することにしています。

 委員会審査の中で議論になったことのひとつは、公の施設の使用料の改定です。改定と言っても、値上げです。

 施設使用料がこれまで1000円(税込み)だったところが、消費税率が2%上がったことなどで1200円になっている。これはどういうことかという質問が出ました。消費税10%なら1018円ですからね。それよりも82円も高くなっているのです。

 この原因は、一昨日の総括質疑で市長が明らかにしたように、今回、上越市は消費税の税率改定に伴い、「受益者負担の適正化」を図るとして、貸し館施設や体育施設については維持管理費の半額程度の負担を、地域集会施設については、類似施設で同水準となるようにしたからです。引き上げ率が大きくならないように激変緩和措置をとったとしてはいますが、大幅引き上げである点は変わりません。なんで、消費税引き上げと同じタイミングでやるのでしょうね。

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 農業関係では、中山間地農業の振興に関する質問と答弁に注目しました。上越市では平場でも中山間地でも担い手がいなくなってきていますが、中山間地はそれが即、農地の荒れにつながっていきます。先日の農業者との意見交換をもとにした質問もあり、大規模農業経営だけでなく、改めて家族農業、小規模農業の役割を問う質問がありました。これに対して近藤農林水産部長は、「家族経営、集落営農、こういう人たちがいかに地域農業を続けていけるかが大事。末永く中山間地で続ける方策を考えていく必要がある」とのべていましたが、その通りだと思いました。

 都市整備部関係では市道の災害復旧が取り上げられました。台風19号による被害は長野市などに比べて少なかったのですが、それでも、被害の出たところでは日常生活、活動に大きな影響が出ています。それだけに、いっときも早く復旧させてほしいという願いがあります。市道東頸城幹線、道田線、牧飯山線、芋ノ坪切光線の予算では復旧時期、委員会説明書の記入の仕方をめぐって質疑がありました。

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 都市整備部関係でもうひとつ注目したのは下水道関係料金の値上げです。企業会計方式への変更に伴う引き上げですが、委員の質問にもあったように、関係者はすんなりと理解できないのが実態だと思います。私たち議員団でも昨日の議論を踏まえ、どういう対応をしていくべきか結論を出さなければなりません。

 ガス水道局関係では議案に関する質問はゼロでした。ここはいつも質問が少ないですね。

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 きょうは、これから市役所に向かいます。活動レポートなどのポスト下ろし、配達もあります。

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2019年12月05日 08:29に投稿されたエントリーのページです。

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