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上越アール・ブリュット公募展など3つの展覧会へ


 おはようございます。今朝は6時に起床しました。何かやるべきことがあるときは早く目が覚めますね。事務所に来て、昨日撮った写真の整理、ホームページ用への編集などの作業であっという間に時間が過ぎていきます。外は晴れ、数日ぶりにいい天気となりそうです。

 昨日は忙しい1日でしたが、2時間ほど高田へ行ってきました。上越アール・ブリュット公募展、もちより・まちなかアート展、ぬくもり展を観たかったからです。

 やはり、行ってよかったです。3つの会場、いずれでも気になる作品がいっぱいありましたし、勉強になることがいくつもありました。

 アール・ブリュット公募展で、「わぁ、うれしい」と思ったのは佐藤葉月さんの作品群。青系の色で描かれたデザインのラインアップは見事でした。葉月さんに訊いたら、並べたのは彼女ではないとのこと。作品の魅力が並べた人のセンスにより増幅されたのでしょう。黒の線で描かれた仏様?の絵も作品だけでなく展示手法に惹かれました。隣の部屋がぼんやり見える「壁」に展示とは考えたものです。

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 もちより・まちなかアート展は作者や家族と触れ合いながら作品鑑賞ができるのが特徴の一つです。何人かの作者が会場で作品づくりをしていて、質問をすれば、作者や家族の人が解説してくれるのです。匠さんの魚を描いた作品、数百種の大小様々な魚たちが洗濯機の水槽の中でぐるぐる廻る衣類のように描かれていました。「目が廻りそうです」と話をしたら、彼のお母さんがいろいろ説明してくださいました。最近はパソコンを使って作品づくりもしているとのことでした。空を走る乗り物のなかの王様と家来(?)の絵は、パソコンでここまで出来るのかとビックリしました。西須奈津子さんのネコを描いた数点の絵、いずれも写真を基にして描いています。「写真を見て描く」というのは、そのまま描かなくてもいいんですね。画像にない所を描き足すのもよし、周りの風景を入れるのもOK。これは参考になりました。今回の作品展に誘ってくれた坂井亮円さんのさをり織は珍しく緑と茶色系でした。赤やピンク系とは違った趣きがありました。作品とともに友人などの写真が展示されているのも好感がもてました。

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 まちかど交流館で開催された9回目のぬくもり展。各施設入所者の作品の下に鑑賞者が感想を書いてもいいようになっていました。私は、名前を聞いたことのある作者のところに、ひと言書いてきました。彼が気づいてくれるかどうか。気づいてくれたら、うれしいです。作品をぐるっと観たところで、一枚の大きな作品の前で動けなくなりました。圧倒的な存在感、人間の顔をこれほど豊かに描いた作品はこれまで観たことがありません。作者の名前は「わたなべきよし」と書いてありましたので、どこの施設の人かと探したのですが、わかりませんでした。それもそのはず、すでに亡くなっている人だったのです。会場では、新潟県美術家連盟の小日向洋子さんから、作品の解説をしていただきました。幸運でした。

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 夕方、生活相談を終わらせてから柿崎駅へ。妻を迎えに行ってきました。その帰り道、夕焼けが素敵でした。

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 きょうは、これから新潟です。県土木部長交渉です。

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2019年10月28日 07:30に投稿されたエントリーのページです。

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