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山口県庁で中山間地対策学ぶ


 おはようございます。今朝は7時過ぎに起床しました。午前1時過ぎに布団に入りましたので、6時間近く眠ったことになります。外は小雨、きょうはこんな感じなのでしょうか。

 上越市中山間地域振興基本条例の策定を検討していた10年ほど前、先進地としてぜひ行ってみたかったけれど行けずに終わっていた自治体が山口県でした。そこへ昨日、総務常任委員会として視察に行くことができました。

 稲垣嘉一中山間地域づくり推進課長が条例に基づく「中山間地域づくりビジョン」を中心にして説明して下さいましたが、「ああ、これは良いな」「こういう視点、大切だ」そう思ったのことがいくつもありました。

 そのひとつは地域づくりビジョンです。県段階でつくるだけでなく、市や町の地域(たぶん昭和の大合併前の旧町村ほどのエリア)でのビジョンづくりに力を入れていたのです。その数は89地域にもなっていました。上越市では、吉川区川谷地区の「川谷もより百笑百年物語」しか知りませんが、すごい広がりだと思いました。

 ビジョン推進にあたっては、「人口減少社会を生き抜く中山間地域の実現」を目標に主要課題、重点施策を定めています。目標と重点施策はどこでも定めていますが、山口県ではこれに加え、「自立・持続可能な中山間地域の創造」「移住の推進等による新しい人の流れの創出」「安心・安全でくらしやすい生活環境の整備」「中山間地域の強みを活かした多様な産業の振興」の4つの柱のそれぞれ具体的な取組で数値目標を定めて取り組んでいたのです。上越市の食料農業農村基本条例でも同じことをやっていますが、中山間地域振興でこれを具体化しているとはびっくりでした。

 このほか、「集落機能の低下等を広域的な範囲で支える仕組みづくり」「地域経営力の向上をめざす」など参考になることがありました。これらは視察報告の中で、もう少し詳しく書きたいと思います。

img188.jpg

 山口県庁は初めて行ったのですが、ここには大正期の建物があったりして、その周辺の景色も含め歴史を感じました。議場は50年ほど前に造られたそうですが、ここも落ち着いたいい雰囲気がありました。

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 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。途中、文化祭などにも顔を出します。

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2019年10月26日 09:23に投稿されたエントリーのページです。

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