おはようございます。今朝は6時40分に起床しました。天気は薄曇り、まずまずです。雨が降らなければありがたいです。
昨日は午前がNさんの葬儀でした。葬儀会場では故人のことだけでなく、今回の台風被害のことがたくさん語られました。このなかで、私がよく承知していなかった災害現場のことも聞くことが出来ました。
葬儀は12時半過ぎに終わり、その後、橋本正幸市議とともに、板倉区別所、清里区梨窪、牧区高尾と切光、安塚区切越、大島区菖蒲西と菖蒲東を暗くなる少し前まで見て回りました。
最初に行った板倉区別所では別所川沿いの主要地方道上越飯山線の一部が崩落し、緊急復旧工事の最中でした。関田や栗沢などへは交通止めとなっていました。
清里区では梨平、青柳、梨窪などで被害が出ています。このうち、梨窪の地滑り現場を見てきました。ここは集落の上の方にある山が崩れ、土砂の一部が堰堤を乗り越えていました。地滑りの規模としては、一昨日に見た名立区東蒲生田よりは少し小さめかもしれません。
大島区菖蒲西と西沢をつなぐ道では、道路の上手の山が大きな木々とともに滑り落ち、道路をふさいでいます。道路に出た土砂をとっても次から次へと抜け落ちてきますから、復旧工事は簡単にはいかないと思います。ここは除雪路線にもなっていますので、冬期間の道は熊田または安塚区船倉から開けないとつながりません。困ったことになりました。
現場近くで田を耕していた人から、「菖蒲東の浄水場付近も見ていって」と言われ、熊田経由で菖蒲東へ。ここも菖蒲西の現場と同じく、山から木々と土砂がどんどん落ちてきています。道路も一部が崩落していました。近くにいた人の話では前日よりもさらに落ちているとのことでした。ここは大島区の菖蒲地域、大島地域などに給水する水道水の元の水を取水するルートになっていますので、みなさん、心配されていました。
夕方、直江津に事務所に戻り、上越地区委員会幹部と災害対策などについて話し合いました。しばらく、災害対策に力点を置いた活動をしていかなければなりません。
きょうは午前中、地元で動き、午後から厚生常任委員会と包括支援センターとの意見交換会に出席する予定です。