おはようございます。今朝は6時過ぎに起床、事務所に来て原稿書きをしています。外は昨日同様、快晴となるようです。
昨日は10月1日。安倍政権はとうとう消費税10%を強行しました。日本共産党は全国で街頭からこの暴挙を批判し、暮らしと経済を立て直す政策を訴えました。
日本共産党の藤野保史衆院議員は、福井県から長野県まで北陸・信越の5県をまわり、この宣伝の先頭に立ちました。新潟県上越市では、藤野衆院議員の街宣に私も同行しましたが、感動的だったのは、キャベツの外側の硬い葉っぱの話です。
藤野議員は、安倍政権の暴挙を批判し、「消費税廃止、減税への道を切り拓いていこう」と訴えた後、こう訴えたのです。
「この30年の間に貧困と格差が広がってきました。子どもたちがお家でご飯も食べられない、そういうところが全国各地に広がっています。先日、シングルマザーで、小学生のお子さんが2人いるお母さんの話をお聞きしました。そのお母さんはスーパーでお子さんにこう言わせたそうです。ペットの餌にするから、キャベツの外側の一番硬い葉っぱをくれませんか。そう言って、その葉っぱをもらって、晩御飯のおかずにしたというんです。子どもにそう言わせた、そのときのお母さんの胸の内を思うと、心がふさがる思いです。いまでも苦しい暮らしをさらに苦しくする、貧困と格差に追い打ちをかける、こういう税を続けさせていいのでしょうか」
消費税は最悪の大衆課税だと私自身も訴えてきましたが、今回の消費税引き上げで、どんなことが起こるのか。この話ほどわかりやすく、胸に響く話は聴いたことがありませんし、私もしたことはありません。市民の暮らしの、こういうところにしっかり目を向けて消費税減税、廃止の運動を進めていきたいと思います。
きょうは災害対策特別委員会で関東方面へ視察に出かけます。