おはようございます。今朝は6時少し前に起床しました。もう少し寝ていたかったのですが、やることがいっぱいあって、寝ていられませんでした。外は曇っています。
昨日はまず市の総合防災訓練へ。会場は清里中学校周辺で、地元の町内会などから1500人近くが参加しました。
今回の訓練は高田平野の東縁断層帯が動いて震度6強の地震が発生したという想定で、確実な避難行動、安心できる避難所開設、地域住民と防災関係機関等の連携、協力体制などの実現をめざしました。
私は緊急情報一斉伝達訓練終了後、福祉避難所開設訓練、指定避難所運営訓練、災害ボランティア活動訓練などを見て回りました。この中では、なるべく体験できるものは体験するようにしました。災害伝言ダイヤル、認知症体験などです。福祉避難所では段ボールのベッドに寝てみました。意外としっかりしていて、寝心地も悪くありませんでした。段ボールでも250キロの重さに耐えられるというからすごいですね。
指定避難所(体育館)では、自主防災組織の活動、避難所運営、ボランティアのみなさんによる段ボールベッドの組み立てなどを見ました。みなさん、テキパキと行動されていましたね。
清里の防災訓練会場は午前11時前に出て、浦川原経由でいったん帰宅、着替えて柏崎市へと車を走らせました。なくそテ原発2019柏崎大集会があったからです。
柏崎の集会は文化会館アルフォーレが会場。1階席、2階席は満杯、3階席もほとんど埋まっていました。主催者発表でしょうか、1100人が集まったということでしたが、昨年よりも大勢に見えましたね。
今度の集会で一番注目したのは慶応義塾大学名誉教授、金子勝さんの講演です。金子さんは「原発を止めないと、日本は成長できない」と題して講演しました。金子さんは先の新潟山形地震と東電による自治体への誤報、中越沖地震時のご粗末な対応などにふれながら、原発再稼働を執念深く狙っている動きを批判しました。このところ、新潟の国政選挙などで市民と野党の共闘勢力が勝利していることの背景には柏崎刈羽原発再稼働問題があるとのべていました。金子さんはマイクを持つと壇上を動き回り熱弁をふるっていましたが、これほどのアジテーターだとは知りませんでした。
講演が終わって、フォークグループ、「なじらねじょんのびーず」の歌と演奏を聴きました。歌のタイトルは「腰まで泥まみれ」しか記憶に残っていませんが、私にはすべての曲がとてもいい感じでした。いつか、上越にも来てほしいものです。
柏崎には、このグループの歌と演奏が終わるまでいました。その後、吉川区のゆったりの郷で行われる婚活講演会を目指しました。
今回の講演会は「次世代を励ます会」主催。新潟結婚活動親の会代表の大海原祐樹さんが「親と考える結婚の問題」と題して1時間半にわたって話されました。
たんたんとした話ではありましたが、何よりも結婚についてのいまの状況をリアルにつかむことができて良かったです。「生涯で一度も結婚しない人は、40年前は2%だったが、いまは20%にもなっている」「9割以上の人がいずれは結婚しようと思っている」などの他、生涯未婚率は50歳までに一度も結婚しない人の割合を言う、結婚相談所の成婚料というのは、出会いが成立し、交際が始まった時に支払われるもので結婚が成立した時に払うものではないことなど初めて知ることがいくつもありました。
最後に、「良縁のためにまず親がすべきこと」として、①親と子で同じ目標を持つ、②家族、親戚、知人、全員をなるべく巻き込む、③「お相手探し」を具体的に考える、④地域の婚活イベントに参加する、をあげておられました。このことは、私たち団塊の世代の結婚の頃と同じだと思いましたね。考えさせられました。
きょうは、これから議員団会議です。明後日からの9月議会を前に、猛烈に忙しくなってきました。