おはようございます。今朝は寝坊して5時45分に起床しました。「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番だったので、もう少し早く起きるつもりだったのですが、ダメでした。外は靄がかかっていましたが、いまは徐々に晴れてきて、日も射しています。
昨日は農政建設常任委員会でした。委員会が始まる前に委員長に確認したところ、安塚区樽田の雪中貯蔵施設の件について、冷房機能を持たせることはできないとの検討結果は総括質疑前に委員長に伝わっていないことがわかりました。これにはびっくりでした。先月8日の同委員会の所管事務調査ではほぼ全会一致で、基本構想の見直しを求めていましたが、委員会への報告よりも総括質疑が先になっていたのです。これでは委員会軽視ということになりますね。総括質疑の後、一部の議員から批判の声が上がっていましたが、これなら当然です。
委員会では開始直後、野口副市長から、「委員会での要望を受けて専門家の意見を踏まえ再検討したが、雪室本来の貯蔵機能を低下させてしまうことを回避するには、貯蔵と冷房をそれぞれ別に建設する必要がある。結果として想像以上の建設費用がかかることを確認した。これまでの安塚の克雪、利雪の思いは継承しつつも、多額の費用をかけて雪冷房の施設を建設することはコンセプトと相いれない。各委員から理解してもらいたい」と発言がありました。
これを受けて委員会では市新年度の予算内容の審査の中で本山委員、牧田委員などが、「本来であれば、元々あったものを復元すべきもの。地元の人たちもそう願っていたし、再建に向けて十分時間をかけて(検討し)、いい結果が出るものと報告を待っていた。(結果には)大変ショックを受けた。経緯をしっかり説明してもらいたい」「総括質疑で市長は雪冷房の施設を別途造るなら1億円以上かかると答弁した。もう少し具体的に教えてもらいたい。また、ランニングコストも明らかにして欲しい」などと質問しました。私からも、「雪冷房については前回の委員会では全会一致で検討するよう求める声が出た。専門家の意見をもっと聴くべきだ。雪冷房の技術はここ20年程の間に進歩している。北海道では450万円で図書館を冷房する計画を持っている市もある。今回は雪室を建設し、同所での雪冷房施設についてはもう少し検討の時間を与えてほしいとなぜ言えないのか」と質問しました。答弁では建設コストが1憶5000万円を超えるとか、コンセプトと違ってくるなどとのべ、総括質疑での市長答弁から出られない発言が続きました。残念ですね、この対応には。
委員会は農林水産部の関係だけを傍聴し、その後は党議員団会議で一般質問の検討に入りました。昨日は夕方から別の会議もあり、家に帰ったのは午後9時過ぎとなりました。
きょうは、これから地元中学校の卒業式です。