おはようございます。今朝も暖かいですね。このあとが何となく怖いくらいです。外は曇り空、雨は降っていません。
昨日から12月議会が始まりました。閉会中の委員会報告、市長の提案理由の説明、総括質疑と続きました。質疑は会派、「輝」の栗田議員のみで、同議員は第6次総合計画後期基本計画の基本的事項、指定管理者制度のメリット、デメリットなどをとりあげていました。私たち議員団では、上程されている議案については委員会審査の中で十分訊くことが出来るとの判断で、通告はしませんでした。
午後からは議員控室で橋本議員とともにデスクワークをしました。仕事の中身は県議選に向けた準備です。いろいろな用事が次々と入り、なかなか進みませんでした。
うれしいことに、日曜日の日本共産党演説会の波紋が広がっています。参加された皆さんから、「いい演説会だった」という声をこれまでになくたくさん寄せていただいています。また、SNSなどで発信したことも波紋を広げる要因になっているようです。
私も田村演説の一部をフェイスブックで紹介したところ、たくさん共感の声をいただいています。ありがたいです。以下は私の発信です。
(灰田勝彦の「鈴懸の径」)
昨日の上越市での日本共産党演説会の弁士を務めた田村智子参院議員。認知症となったお父さんの介護体験を語る場面では 、灰田勝彦の歌、「鈴懸の径」も引用して聴衆をひきつけました。以下はその部分です。
父が認知症になって悪いことばかりではありませんでした。昔のことを思い出すようになって、話をしてくれるようになりました。おかげで昔の曲を知ることができました。灰田勝彦の「鈴懸の径」、ご存じでしょうか。いい歌ですよね。父がこの曲を好きだと言ったとき、こんなことを言ったのです。戦争が終わってこの曲が流れたとき、「軍歌ばかりだったあの時代が、ああ終わったんだ、戦争が終わったんだ、この曲を聞いて実感したんだ」。この話を何度も私にしてくれました。「戦争ってそういうことなんだ」と私も知ることができました。社会保障という制度は、人間が生まれてからその生涯を閉じるまで、個人の尊厳をいかに守っていくのか、そのためにある制度なのではないでしょうか。そういう社会保障を何としても再建していきたいと思います。
この話を聴いたとき、私は認知症になって間もない父のことを思い出していました。ある日の夕方でした。牛舎の脇で父が私を呼んだのです。「とちゃ、はやく来てみろ、夕日がマンマルだ」。私はこの父の言葉を聴いて、改めて夕陽の美しさを知ったのです。
きょうはこれから直江津に向かいます。党事務所などに寄り、市役所に行く予定です。