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素人芝居大浦安、最終公演


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 おはようございます。今朝は快晴です。この時期にこんな天気になるなんて、最高にうれしいです。写真は事務所に来る途中の風景、日が射してきました。気持ちまで暖まります。

 昨日、「素人芝居大浦安」のさよなら公演に行ってきました。

 数年前、「林」(劇中の屋号)のじちゃ、南雲正夫さんから、「おれもあと何年芝居できるかな」という話を聞いたとき、「大浦安の芝居にも終わりが来るかもしれない」と思いました。それが本当になってしまいました。昨日、きょうの公演が最後の公演です。

 私は何があっても最後の公演は観ておきたいと思って、安塚コミュニティプラザへ行きました。これまで芝居を観るたびに、笑い、涙ぐみ、切ない思いを抱きながらも、この地に生まれて良かった、この地で生きていくのが一番だと元気づけてもらった。その感謝の思いを表すためにも行きたかったのです。会場の大ホールには約400人が入り、立ち見の人が出るほど賑わいました。

 いよいよ芝居開始。「林」のばちゃが背中にゼンマイをいっぱいそって、舞台に上がろうとする場面から笑いが起こりました。吹山由美子さんの名演技をいきなりみせてくんなりゃ、こたえさんねこてね。そして、朝茶一杯飲んで田かきに行く「林」のじちゃ。東頸城、いや上越の「じちゃの代表」みたいな存在感がありました。「南」(劇中の屋号)のばちゃ、三好三千代さんや「堂ノ下」(劇中の屋号)のとちゃ、丸山守さんなどの演技を観ていると、私たちが住んでいる地域のどこにでもいそうな人たちばかりです。たまにセリフが出にくい場面もありましたが、それがまたいっそう親しみを感じさせてくれました。

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 今回の芝居でも、地域の中には心配なことだけじゃなく、「地域の宝」ともいうべきものが「いっぺあるがそ」と明らかにしてくれました。ホタルはそのひとつ。ホタルの餌であるカワニナをなくしてはならないと、地域の人だけでなく、地域外の人たちも「沢の崩れ」「べと片付け」をする。そして、ホタルの時期になれば、「手づくりのごっつお」でもてなす。この「ごっつお」も交流も「大事な宝」です。それにしても、「ごっつお」、一人300円。値段の問題じゃないけど、安すぎだこてね。

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 今回は記念コンサートもありました。「テーマ曲で振り返る大浦安芝居の歩み」ということで、西城町の坂田佳子さんや鴨島の上村美菜子さんが「ここに咲く」「瞽女さが来なる」などを歌いました。大浦安の地の魅力が伝わる素敵な歌でした。そして最後は、「おらがふる里 東頚城の歌」の全員合唱。この歌、大浦安の芝居にぴたりでした。

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 きょうも同じ会場で午後1時半から公演があります。1991年(平成3)から始まって28回目。きょうは最後の最後の公演です。まだのみなさんはぜひ。

 活動レポート1886号、「春よ来い」の第534回、「もっかい」を私のホームページに掲載しました。ご笑覧ください。

 きょうは午後2時からリージョンプラザ上越において日本共産党演説会です。田村智子副委員長も来越します。ぜひお出かけくださいね。

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2018年12月02日 08:33に投稿されたエントリーのページです。

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