おはようございます。今朝は小雨が降っています。ただ、寒くはありません。予報では徐々に回復するとか。写真は事務所近くにある山芋のツルです。そろりと山芋掘りの時期になってきました。
昨日は午前、市役所へ行きました。生活相談などたまっている仕事があったからです。ただ、途中で本町5丁目で開催されている作品展にも顔を出してきました。
作品展は日本画の川崎日香浬さんの作品です。先日の仲町6丁目の「大鋸町ますや」創建150年記念祭でお会いしたことがご縁で、観てきました。
うれしかったのは川崎さんが作品について解説してくださって、それぞれの色の元となった岩石についてまで教えてもらったことです。糸魚川天津神社へ奉納するという作品に描かれた松の濃い緑は、孔雀石の緑青をフライパンで焼いてつくったといいます。高田公園の忠霊塔のそばにあるしだれ桜のピンク色はサンゴだそうです。日本画について全く素人の私には話は新鮮でした。
「駒ケ岳伝説」という金屏風には馬とともに牛の絵が描かれています。牛の体は糸魚川産のヒスイなどが顔料として使われているそうですが、30数年牛飼いをしてきた私には、迫力満点のたたかう牛の顔が強く印象に残りました。数年前に観た「御所参内・聚楽第行幸図屏風」のなかの牛もすごかったですが、この牛もずっと私の心に残ることと思います。じつにいい顔でした。
川崎さんの作品には古事記に登場する神だけでなく、高田の町に咲くアジサイやハス、サクラ等の花の作品も多数ありました。花の作品はカレンダーにもなると聞いています。花好き人間としてはどんな花が登場するのか楽しみです。
午後からは党会議で、夕方には地元に戻りました。
きょうは午後から長野です。地元の老人会の旅行に初めて参加します。その前に活動レポートなどの作成、印刷作業をしなければなりません。がんばらないと。