おはようございます。今朝は7時近くになって起床しました。外は晴れ。少し寒いですが、動きやすいいい日になりました。
昨日は午前から「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金が中心でした。もっとも、途中で映画「散り椿」を観てきましたが。めずらしく、写真撮影もほとんどしませんでした。
昨夜は上越市がくびき希望館にて開催した「第6次総合計画後期基本計画(案)説明会」に参加してきました。市民の参加は近隣の地域協議会委員を中心に20人ほどでした。このほか、市職員や市議が10人ほど参加していました。
今回の説明会は、市がこのほどまとめた第6次総合計画後期基本計画(案)と当面する行政改革の取組について担当課が説明した後、参加者の意見を聴くという形で進められました。総合計画後期基本計画だけでなく、行政改革の取組の説明があったのは意外でした。今年度の市政運営の重点の一つだということでしょうね。
説明の後、吉川区、三和区、大潟区在住の市民から多分野にわたる発言がありました。以下。主な発言です。
●人口減少対策の効果が見えていない。地域おこし協力隊の受け入れ態勢はどうなっているのか。
●未利用地の有効活用が大切だ。購入してもらうことだけでなく公園化などいろんな工夫を。
●合併前上越市の区域に住む市民へのサービス向上を考えると、(市民課の)北、南出張所の位置は今のままでいいのか疑問だ。駐車場も手狭だ。
●学校の統廃合のことが書かれているが、いま教育で一番大事なのは新潟や新発田などで発生したいじめ自殺等の悲劇をなくすことだ。
●公の施設には地域にとってなくしたくない施設がある。『対象に聖域はない』などという言葉が新聞などに踊っているが、市民とよく相談してやってほしい。
●消防団の見直しはどこまで進んでいるのか。我々の前に姿が見えるのはいつごろか。
●公民館施設や体育施設は利用率だけで判断しないでほしい。
●上越では若い女性が減っているのではないか。しかし、農業分野で農業女子が活躍するなどの動きもある。地域協議会にももっと女性を引っ張っていってほしい。女性が輝けば、男性も輝く。
こうした発言に市の部課長などが答えていました。メモは一部しかとらなかったのですが、印象に残ったものをいくつか紹介します。
岩野総務管理部長、「行政サービス提供の場所については、市民を代表する意見かと思う。人口減少が避けられない中で、コンパクトシティをどうつくるか問われている」「地域の施設に対する思いはわかるが、すべての施設を残すというのは難しいというのも一方にはある。話し合いは十分させていただく。第三セクターをどうするかというよりもまずは施設をどうするかだ。民間への譲渡も含め検討していく必要がある」「単純に利用人数が少ないから減らすというのではない。利用者の割に公費投入額がかかっているというのもある。利用できる時間を調整することなども考えていかなくてはならない」
塚田企画政策部長、「(消防団については)実態調査を1年延ばして行っている。今年度末には調査結果と方針が示されるものと思っている。消防団は減らすのではなく、居間の人たちにがんばってもらい、維持が難しくなっているものをどう維持していくかを考えている」。
説明会はきょうも午後1時半~市民プラザで開催されます。