おはようございます。今朝は6時半過ぎに起床しました。布団に入ってから朝までトイレに一度も行くことがなかったのは久しぶりです。最近、前立腺が再び肥大しているのではないかと心配していたので、有りがたいです。
今朝は残念なニュースから。明日、30日に開催予定の越後よしかわ酒まつりは中止となりました。台風のためです。やむを得ないですね。
昨日は午前が総務常任委員会でした。第6次総合計画の後期基本計画策定、地方創生の取組についての経過報告と質疑が中心です。委員からは基本計画案分についていくつも意見が出て、時間がかかりました。企画調整課長が丁寧に答えていましたが、いくつか修正されるものと思います。私からは施策目標の見直しで、観光振興や学校教育環境をとりあげ、「市内宿泊施設の定員稼働率の廃止するのはいかがか」「小中学校の適正配置にむけた議論が始まっている学校数を目標にするのは統合誘導になるのではないか」などと発言しました。
午後からは、信越県境地域づくり交流会でした。今回が第6回目。会場は飯山市の「なちゅら」です。テーマは「スローフードと地域づくり」でした。私は市議会総務常任委員会の会議が終わってからの参加となりましたので、岩佐十良さんの講演の最終章のところで、やっと会場入りしました。でも、一番楽しみにしていたトークセッション「地域の食文化を育む若者の挑戦」はばっちり聴くことができました。
パネリストは飯山市の農業女子・木内マミさん、津南町の保育アドバイザー・諸岡江美子さん、上越市のNPO法人かみえちご山里ファン倶楽部の松川奈々子さん、野沢温泉村でシェフをやっている片桐健策さんの4人。それぞれが自己紹介と活動報告をし、その後、岩佐さんのコーディネートのもとに意見交換しました。
注目したのは「生まれも育ちも地元」の人たちの地元の魅力再発見と地域づくりの挑戦です。
木内さんはアメリカでの生活を2年する中で「飯山の良さを知った」とのことでした。現在、畑作をやりながら農業体験などに取り組んでいます。「自分の体が土いじりを求めている」「野菜も生きている。すべてがカラフルでアートだ」「子どもたちには五感でいろいろな体験をしてもらいたい」などの言葉が新鮮でした。木内さんの「ひぐらし農場」へ一伺いたいものです。
片桐さんもスポーツ選手をやめてから大阪で修業をし、野沢温泉に戻って、家業を継ぎ、シェフをやりながら経営者の卵として頑張っている青年です。片桐さんが持っている地域への熱い思いは、「地域の伝統食・文化や土壌を世界に発信し、私たちにしか表現できない新たな価値を付加し『再定義』する」「ここでしか味わえない驚きと感動を提供する」「大切な人に自信を持って食べさせられる食をつくり続ける」など彼のミッションに集中的に表現されていました。
昨日のトークセッションは意見交換の時間が少ないのが残念なところでしたが、4人の報告を聴くだけだけでも参加した価値は十分すぎるほどありました。諸岡さんの雪国での生き方、松川さんの棚田学校のことや「都市部より要介護3になるのが5年遅い。そのことによる行政コストは7億円圧縮される」なども興味深い発言でした。
昨日はスライドや配布されたペーパーのなかにいくつも素敵な画像、カット、文字などを見つけました。一部を紹介します。
きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。その後、デスクワークをしたいのですが、時間がとれるかどうか。