おはようございます。今朝は7時過ぎまで寝てしまいました。5時にはいったん目が覚めたんですけどね。涼しくて、外は雨。こういう環境が一番よく眠れるのかもしれません。いまは曇り、でもいつ雨が落ちても不思議でない状態です。めずらしくセミも虫も鳴かない朝となっています。
昨日はまず、高田は北城の上越地域消防本部へ行ってきました。消防フェスティバルに参加するためです。消防組合議員でありながら、都合がつかず、消防フェスはこれまで一度も参加できませんでした。今回こそはと思っていました。
本部テントで幹部のみなさんに挨拶をした後、まず応急手当のコーナーへ。若い消防職員が腹話術で子どもさんたちなどに声をかけながら説明していました。いつも笑顔で、語りもわかりやすい。たいしたもんです。初めて見た職員さんでした。このコーナーでは、吉川区の川谷出身のMさんの家族にも会うことが出来ました。一時体調を崩したというおばあちゃん、「おまさんのあれ、かばんの中に入っているがだ」。私の活動レポートなんでしょうか。
続いて特別救助隊員のチームによる様々な救助訓練を見ました。何年か前、小池消防長の時代だったと思うのですが、ロープブリッジ救出訓練を見て動画に撮ったのですが、その時は高い位置からの見学でした。今回は下から。壁の駆け上がりにせよ、ロープ渡りにせよ、すごいスピードでしたね。命を救う最前線の仕事だと思いました。
会場では顔見知りの職員さんたちと何人も会いました。そのうちの一人の職員さんに、「高いところからフェアの会場写真を撮らせてもらえませんか」と頼んだら、屋上まで案内してもらいました。会場全体を見たら、子どもの参加が多いのに改めてびっくりしました。はしご車に乗った子どもの姿を見ながら、「感激した子どもが消防署に勤めてくれるといいですね」と言うと、「そういう機会になればと思っています」という言葉が返ってきました。屋上から下りてからは、特別救助隊員が身に着けるものとか、各種機械を見せてもらいました。隊員が背負っている酸素ボンベが8キロもあるとは知りませんでした。案内をしてくださった職員さんからは、「議員、この次の本はいつでるんですか」とも言われました。私の書いたものに関心を寄せてくださる職員さんがいるとはうれしいですね。
昼食後、高田図書館のギャラリーへ行ってきました。写楽展を観たいと思っていたからです。写楽というのは「写楽上越」という名の写真クラブです。吉川出身のUさんなどが入っておられることもあって、ほぼ毎回観に出かけています。今回は季節の一瞬を切り取った風景写真など44の作品が展示されていました。いい写真ぞろいでしたが、なかでも松木清さんの「天空の里」、宮本利明さんの「夜艶」が気に入りました。ひと言でいえば、松木さんの作品は山岳地の家々に光が当たった美しさを、宮本さんのは踊る女性の色っぽさをうまくとらえていました。
午後2時からは高田公園オーレンプラザで「川上善兵衛生誕150周年記念トークセッション」に出かけてきました。三和の桑原圭司先生が30分ほどの講演で、ワイン造りに命をかけた川上善兵衛の生涯をわかりやすく解説してくださいました。そして地元、高士小学校の6年生たちがいい仕事をしてくれました。善兵衛さんの生き方を探り、自分たちが地域にどう貢献していくべきかを考える同校の総合学習のいろいろな場面をスライドで映しだし、説明してくれました。郷土の偉人、川上善兵衛を子どもたちの視点でわかりやすく紹介しただけでなく、地域学習のあるべき姿を浮き彫りにしてくれましたね。
トークセッションは川上善兵衛や勝海舟の血をひいた川上洋さん、高山みな子さん、そして神田和明㈱岩の原葡萄園社長のトークです。善兵衛、海舟、それぞれの人となりを語り継がれた事実などにもとづいて語ってくださいました。高山さんが海舟の祖父の墓を探して柏崎まで来ている等、偉人を生んだ家の人の熱意には驚きました。
きょうは、これから市役所です。