おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。昨夜、ある人から「明日は尾神岳から日が昇る」と聞き、日の出が気になりました。こちらでは米山の東の方から昇りました。
憲法をいかそう大集会@上越が昨日、リージョンプラザで開催されました。市内外から280余人が参加。宇都宮健児弁護士を迎えて、民主主義の大切さ、憲法改悪を許さないために大事なことなどを学び、高校生平和大使の神谷優季さんや真宗大谷派9条の会の金子光洋さんなどのリレートークを聴きました。
宇都宮さんは講演のなかで、今年の最大の政治課題が憲法「改正」の発議を許すかどうかにあるにあるとし、最近の政治状況を詳しく語りました。憲法改悪勢力が教育費の問題や災害対策などを例に挙げながら改悪の必要性を語っていることについては、憲法を「改正」しなくても教育の無償化、災害時の対策の権限を現場に移すことが可能であるなどと、ひとつひとつ反論しました。また、「文民統制のきかない自衛隊を合憲化させるなんてとんでもない」と訴えました。
講演の中で私が注目したことの1つは、情報公開の大切さです。「情報公開は民主主義の通貨である」という言葉を引用しつつ、情報を公開させる、情報の隠ぺい、改ざんをさせない取組を先進諸国に学ぶことが大事であるという指摘は重要ですね。
リレートークのなかで神谷さんは、「日本憲法はこれからも大切にしていくべき宝物。平和のバトンをつなぐのは私たちの役目」と訴えました。主婦の畠山郁美さんは、「改憲は戦争に向かうことになる。それはさせたくない。未来の子どもたちにいまできることはこれ、その一心で3000万署名をしている」といまの思いを語りました。金子さんは沖縄へ行ってきたことに触れながら、「戦争の現場をしっかり見て、おじい、おばあが基地に反対している」とし、「国家に支配されている、搾取されている、人権侵害されている、生命の尊厳を損なわれている、そういう人たちの感覚、声を聴いていくことが大事」とのべました。リレートークでは平和環境労組、新婦人等の団体、社民党、日本共産党などの政党代表も挨拶しました。
集会では最後に、「あらためて『安倍9条改憲No! 全国3000万人署名』の成功を目指すとともに、安倍退陣を求めて、全国の心ある人びとと共にいまこそ力強く歩みを進めてまいりましょう」という宣言を採択、確認しました。
宇都宮弁護士とは講演を聴くだけでなく、夕食会でもご一緒させてもらいました。「選挙の供託金がゼロの国が23カ国ある」「韓国では一人ひとりの裁判官をチェックする仕組みができている」「日本では原発再稼働を認めない判決を出した裁判官が飛ばされた現実がある」。デンマークや韓国など世界の視点から日本の選挙制度、司法制度の遅れ、民主化の必要性を教えていただきました。
昨夜は一昨日のハードな行動で疲れがたまったようで、家に帰ってじきに横になってしまいました。SNSでの発信が遅れ、申し訳ございませんでした。
きょうはこれから市役所へ行き、その後、メーデー会場へ向かいます。