おはようございます。今朝は寝坊してしまいました。目覚ましをかけたにもかかわらず、6時に起床、大急ぎで、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達に出ました。上の写真はその時のものです。
昨日は3月議会最終日。常任委員長報告の後、討論、採決が行われました。組み替え動議があったこともあり、討論者は7人にもなりました。
注目された(仮称)上越市体操アリーナ新築関係予算の削減と組み替えを求める動議は、会派「新政」に所属する近藤、牧田、丸山の3議員が提案しました。日本共産党議員団はこれに賛成しましたので、賛成は7人となりました。日本共産党議員団はこれまで、市民合意が出来ていないことなどを理由にずっと反対してきましたが、また、ひと回り反対が広がったということでしょう。
まず議案に対する討論。日本共産党議員団を代表して討論に立った橋本正幸議員は、新年度一般会計予算について、「年々収入は減る一方、負担は増える一方という中、多くの市民からは、『今必要なのは箱モノではなく負担を軽くすること、暮らし、福祉や医療、介護、教育などのサービスを充実させることだ』という声が寄せられていることを紹介。その上で、今回の予算には、市民の暮らしを守る視点からは見過ごすことのできない問題がいくつもあるとして、①23から26億円というきわめて大規模な建設費をかけて作ろうとしている(仮称)上越市体操アリーナは、十分な市民への説明に基づく市民の了解が得られた状況とは言えない。②学校給食調理業務の民間委託の拡大が止まらず、今年度は合計43校にまで増加したことなどを理由にしました。また、「地域経済の活性化に資する住宅リフォーム助成事業は、国の交付金を使いにくくなったとはいえ、今年度に比べ大きく予算規模が縮小されている。商店リニューアル助成も、2年連続で減額されたとして、良い制度を縮小することは残念でならない」とのべました。
今回は平良木議員も討論に参加しました。これは組み替え動議での賛成討論です。同議員は、「日本共産党議員団は、この間の委員会審議や本会議における討論でも明らかにしてきたように『以前の市民による請願の趣旨とは異なる』『市民への説明が全く不十分であり、納得も得られていない」、「建設規模の大きさの検証が全く不十分である』『この施設のみならず大規模施設の建設が目白押しであるが、今は市民の暮らしや福祉を優先すべきである』という点を指摘してきた。これらの点は、いまだ顧みられず、改善されていない。このように、上越市体操アリーナの建設計画については、十分な市民への説明に基づく市民の了解が得られた状況とは言えない」と訴えました。
日本共産党議員団は新年度一般会計予算、ガス事業会計予算など8議案に反対しました。反対は日本共産党議員団のみで、他は賛成でした。ただ、新年度一般会計については丸山議員が退場(棄権)しました。
議会での用事が終わってから、外に出ました。その際、議員駐車場脇に咲いているトサミズキの黄色い花が目に入りました。先日見た時に比べ、花が下に大きくさがっています。青空をバックにすると、とてもきれいでした。
夕方まで市役所にいて、夕方からはオーレンプラザへ。コンサート、「日本とチェコに架かる橋」を鑑賞してきました。主催は私も入っている「夢をかなえる会」。ピアノの市村幸恵さんの演奏は久しぶりに聴きました。上越市出身の人が外国で頑張っていて、こうしてふるさとにもやってきてくれる。うれしいですね。前の方の席にいたので、ピアノ、チェロ、ヴィオラ、クラリネットの音の響き、しっかり伝わってきました。ベートーヴェンなどの曲を聴いて、最後に日本の「ふるさと」の演奏、よかったです。
きょうは午前が改装された上越市立歴史博物館の視察、午後からは総務常任委員会の所管事務調査です。