おはようございます。今朝は雨が降りました。中学校の卒業式なので、午前中くらいは雨が落ちないでほしいのですが、どうなるか。上の写真は昨日撮ったものです。近くの山も雪解けが急速に進んでいます。
昨日は午前10時前に地元事務所を出て、四季菜の郷へ。といっても、そばにある「たんぽぽ」というブースへ行ってきました。前の日に「たんぽぽ」を運営している2人の女性からぜひ来てと誘われていたのです。そこでは、区内高沢入の自然水を使った甘酒とカライモの漬物をご馳走になってきました。1杯150円です。お客さんは母と娘と思われる人たちと私だけの3人でしたが、スマホで門倉さとしの「たんぽぽ」という曲を流したところ、娘さんが「小学校で歌ったことがある」と話をしてくれました。このところ、見知らぬ人と話をし、盛り上がることが続いています。
「たんぽぽ」を出てから、叔母を見舞うために病院へ。ところが、叔母の退院とすれ違いになり、叔母の自宅へ行ってきました。先日の葬儀以来の再会だったこともあって、「尾神の伯母」との思い出や母のことなどの話を従弟夫婦とともにしました。
午後2時からは頸城希望館大ホールで地域活動フォーラムが行われました。車を駐車する場所がないくらい混みました。このフォーラムは「誰もが出番を持ち、居場所を持つ地域づくり」(市長挨拶)を進めていくため企画されたものです。私は5団体代表による事例発表が聴きたくて、出かけてきました。
三郷区地域協議会の保坂裕子副会長は、「高齢者支援の議論からまちづくり組織の設立へ」と題して、これまでの取り組みの経過を報告しました。諏訪区地域協議会の星野一巳会長と「移住促進諏訪の会」の古川正美会長は、少子化が進む中で「移住促進」の課題に挑戦し、地域活動支援事業で「区内への移住を促進する事業」を優先して採択する方針を取ったことなどの活動を報告しました。両区とも地域協議会委員の改選をまたいでも高齢者支援の課題や移住促進の課題を継続して取り組んできているのはすばらしいことだと思いました。また、こうした活動を「楽しみながら、できることから少しずつやっていく」(諏訪区)という姿勢も大事なことだと思いました。
牧区の「よもぎの会」の小林良子理事長は、会が取り組む①農業・食体験交流、②農産物加工販売、③高齢者への食事宅配の活動を報告しました。地産地消にこだわり、高齢者に小豆を「よってもらっている」とか宅配弁当に小学生からの手紙を添えている話など、説明も話の中身もあたたかかったですね。活動を継続するには技がいる、いつも笑顔で声をかけるなども大切なことだと感じました。
中郷区まちづくり振興会の竹内靖彦理事長の「若者の色で未来へ繋ぐ」という報告も良かったです。「いろんな世代の住民が担い手になっている」(上越教育大学の吉田昌幸准教授)という中郷区ですが、60代、70代の人たちが築いてくれた土壌の上に、若い人たちの力で夏まつりや雪ん子祭りなどの活動をワクワク楽しみながら行っている様子が生き生きと伝わってきました。声に出せば形になる、ポジティブな発想をしていくことが大切だという主張はうなずけました。
フォーラムのまとめで、吉田准教授は、「今日の事例発表から見えてきたこと」として、「大きすぎる課題では審議は難しい。地域で出来る課題へ因数分解して行くことが必要だ」「課題に対して明確なビジョンを持っている人がその解決にあたるべきだ」などとのべました。また、地域自治区制度を使いこなすための視点として、①「制度資源」として地域自治区制度をとらえる、②地域自治区制度に意味を与えるのは、それを利用している人たち、の2点を強調しました。勉強になりました。
フォーラムが終わってから、吉田准教授が紹介された「町を住みこなす」(岩波新書)という本を求めて、高田の春陽館書店へ車を飛ばしました。岩波のほしい本はここへ行けばほとんどあります。今回も1冊だけ残っていました。この本を読みたくなったのは、著者が本の中で使っている「制度資源」の意味を深くとらえたいと思ったからです。
きょうはこれから吉川中学校の卒業式です。終わり次第、市役所に向かいます。