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熊本市で地震対策学ぶ

 おはようございます。今朝は熊本市内のビジネスホテルからの発信です。少し雲が出ているものの、こちらはいい天気です。朝日もあたり始めました。今朝は5時過ぎに起床し、パソコンに向かっています。

 昨日からきょうの夕方まで市議会災害対策特別委員会の視察です。本当は昨年秋の予定だったのですが、台風の影響で延期となっていました。ですから、この時期になってしまいました。今度は雪の影響で中止になるかも知れない、そんな心配もあった今回の視察でしたが、無事、視察先の熊本市に到着することができました。途中、飛行機で雪が降った景色を見ることもできました。きれいでしたよ。飛行機からはいくつかの空港、四国と本州を結ぶ連絡橋が見えました。

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 熊本市へ来たのは言うまでもありませんが、地震対策を学ぶためです。熊本は一昨年の4月に震度7以上の地震の連発で大きな被害が出たところです。復旧、復興で忙しいところではありますが、全国の自治体から熊本の経験をもとに地震対策を強化してほしいと視察を受け入れるようになったこともあって、実現しました。
 
 昨日は熊本市政策局危機管理防災総室の平井副室長などから対応していただきました。説明していただいた委員会室からは熊本城の修復工事の様子がよく見えました。冒頭、挨拶された熊本市議会の藤山副議長は、「上越市の取り組みからも学びたい。熊本城の本丸はまもなく終わるが、石垣、櫓は復旧まで20年くらいかかる見込み。多くの文化財も被害を受け、復興は道半ばだ。いつどこで災害が起きるかわからない。今後、連携を深めていきたい」とのべられました。

 「熊本地震の対応と教訓」と題して報告された平井副室長の話は、「職員中心の避難所運営体制には限界がある。避難者がお客さん化してしまった」「議員の中には、全体の状況を見ないで地元の個別要求を持ってくる人がいて、困ったこともある」など実際の体験に裏付けられた、率直な見解も明らかにされ、とても参考になりました。報告後、質問や意見交換もさせてもらいました。メモをA4の紙にびっしり3枚とりましたので、来週の活動レポートにその概要を書く予定です。

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 きょうはこれから市内の被災現場に行ってきます。

 

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2018年01月24日 08:31に投稿されたエントリーのページです。

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