おはようございます。今朝は寒いなあと思ったら、うっすらと雪が降っていました。でも、いまは晴れ。青空も少し見えています。写真は事務所の近くで撮りました。
昨日は厚生常任委員会所管事務調査でした。健康増進計画からはじまって、データヘルス計画、介護保険事業計画、高齢者福祉計画、歯科保健計画、自殺予防対策推進計画、障害者福祉計画と検討計画案は盛りだくさんでした。このうち注目したことの1つはデータヘルス計画です。市民の医療や健診などのデータをもとに分析し、課題を抽出していく。これは重要ですね。「課題から導き出された主な目標」は「脳血管疾患・虚血性心疾患・糖尿病性腎炎の国保医療費割合を0.9ポイント減少させる」「介護保険第1号被保険者の要介護認定率の伸びを0.8ポイント以内に抑える」(いずれもH35までの中・長期目標)など具体的でした。委員会では「国保以外の保険との連携を強化すべき」「特定検診受診率の向上の目標は低すぎではないか」などの声が上がっていました。
午後2時から春日謙信交流館で開催されていた「空き家の利活用フォーラム」に参加してきました。「空き家」対策は危険家屋の除去、空き家の利活用の両面から進めていく必要がありますが、昨日のフォーラムは後者に重点を置いたものでした。私は生活相談が入っていたので、前半しか参加できなかったのですが、建築住宅課の佐藤副課長の「上越市の空き家対策について」という報告と自治地域振興課の高橋さんの「上越市ふるさと暮らし支援センターの取組」報告がとても役に立ちました。佐藤副課長の報告では、これまでの経過をコンパクトにまとめると同時に、市が取り組んでいる除却や利活用がどこまで到達しているのかがよくわかりました。1例をあげると「空き家情報バンク」、昨年始まった制度ですが、今月1日現在、バンク登録数は32件(ただしホームページ上は所有者の許可があったものだけで14件とか)で、このうち、売買成立が4件、賃貸成立が1件になっているとのことでした。
夕方、平良木議員と文化会館へ行ってきました。それは13日の平良木議員の一般質問で、市長が、「(来年)2月にも、館内(大ホール)の床面に左右6席ずつ車いす専用スペースの表示を行うとともに、後方の座席については、付き添い者の優先席に」することを明らかにしていたからです。現場を確認しておきたいということから、指定管理団体にお願いしておいたのですが、昨日、時間をとっていただきました。大ホールについては、車いす専用の観覧スペースを設けていないことから、これまで、通路の広い部分を活用し、通路機能を確保しつつ車いす利用者のスペースとして、観覧してもらっていたことなど館長さんから丁寧に説明していただきました。ホール内に「車いす利用者の専用スペース」として表示されることで、車いす利用者もいままで以上に気持ち良く観覧できると思います。
きょうは地元で活動します。