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市議会が初めて若手農業者と意見交換

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 おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達当番でした。5時半過ぎに家を出て、1時間10分かかりました。6時半を過ぎても暗く、重苦しい朝でした。写真は7時台後半の撮った近くの市道です。雪が消えそうです。

 昨日は午前が「市議を目指しやすい環境整備検討会」でした。ホワイトボードミーティング方式で、「議会になぜ女性が必要か」「女性が議員に出やすい状況はどうすればいいのか」について話し合いました。なかなかいいアイデアは出てきませんが、どこの自治体議会でも共通の悩みがあると思うので、広く訴えて、この問題でフォーラムをやったらどうかと提案しました。

 午後からは、市議会広報広聴委員会主催でJAえちご上越青年部の10人と意見交換会を行いました。市議は私を含めて18人が参加しました。

 JAえちご上越青年部長の平野さんから青年部の活動報告をしてもらった後、3班に分かれて意見交換しました。

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 私が参加したグループでは、兼業農家の人、法人を作って経営している人、家族経営で頑張っている人、全部で4人の若手と話ができました。兼業農家以外の3人は30ヘクタール前後の稲作をやっているとのことです。意見交換では、若手のみなさんがこれからどうやって農業や地域を守っていくかを真剣に考えていることがよくわかりました。

 例えば、農業生産工程管理(GAP)の認証を取得して、消費者などから高い評価を得る農産物の生産をしようとしていることです。2020東京オリパラではGAP認証が調達食材の基準になったとか。学校給食に地場産の農産物をもっと使用してもらうために、どうしたらいいかも考えていることがわかりました。大きな悩みの一つは圃場整備を新たに取り組む場合には2割からの面積について園芸作物などへの転換が迫られることです。園芸作物の価格が安定しない中でどうやっていくかは大きな課題です。

 意見交換の中では、GAP認証取得にはお金がかかるので長岡市のような農業生産工程管理推進のための補助金制度を上越市でも創設してほしいことが訴えられました。私からは、圃場整備での新たな制約については、国への働きかけが必要ではないかという提案をさせてもらいました。学校給食については活発な意見が出ましたね。「地場産野菜をもっと使用してもらうためには中間組織が必要ではないか」とか、「農家の顔が見える取り組みにならないと農業の大切さが子どもたちに伝わらない」などの声です。JAえちご上越青年部では、様々な課題とその対策についてまとめたポリシーブックをいま作成中と聞きました。どんなものが出てくるか注目です。

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 若手農業者からは、昨日のような意見交換会を毎年やってほしいこと、それも「第二部付き」でやってほしいと要請がありました。とても有意義な会でしたね。

 きょうは市議会厚生常任委員会です。介護や自殺予防など重要な計画が議論されます。

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2017年12月19日 07:51に投稿されたエントリーのページです。

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