おはようございます。今朝は印刷トラブルでパニクっています。参りましたね。白紙が大量に出てしまい、思うように印刷できなくなったのです。
昨日は市議会文教経済常任委員会でした。今定例会では、一番にぎやかな議論となりそうなのがこの委員会でした。国宝の太刀購入断念に伴う減額補正が出ていましたし、(仮称)上越市体操アリーナの議案もあります。いずれもこの委員会に付託されたからです。
(仮称)上越市体操アリーナについては、この施設を建設する用地取得の案件が出ています。大潟区九戸浜にある国際石油開発帝石株式会社所有の土地、1万3156㎡を1億5700万円で買い入れるという内容です。委員からは、「正直、なぜこんなところに決めたのか」「9月議会以降、市民への説明はどんなふうだったのか。どんな意見が出たのか」などといった質問が出ました。市教委側は、場所については「議会に図面を示し説明してきた」と経過を説明しました。また、市民の声を聞く会のようなものは開かず、ホームページで情報を公開し、いくつか市民の意見を寄せてもらったと答えました。採決の結果は日本共産党の上野委員以外賛成で可決されました。
注目された国宝の太刀、「山鳥毛」については教育部長が事実関係について時間をかけて説明したのち、議論が行われました。購入に賛成してきた委員からは「判断に甘さがあったのではないか」などの質問が出ました。これに対して市教委側は、「命をかけてきた。心外だ」と反発すると同時に、市議会での論戦等にまで言及していました。上野委員は太刀購入を含む予算が議会で審議されているときに所有者が数度にわたりメールしてきているのにもかかわらず、議会にその情報を示さなかった理由や購入断念の情報が議会に伝わる前に一部マスコミで報道された経過についてただしました。
今回の一般会計補正予算にはいくつかの前進面があります。そのひとつは中学校就学援費補助事業です。平成30年度中学校入学予定者への新入学学用品費について入学前に支給するために、490万円が計上されました。上野委員は今回の補正措置を歓迎するとともに、小学校での新入学学用品費の入学前支給の検討状況を質問しました。市教委側は、「平成30年度予算に計上し、平成31年度入学予定者から支給できるよう準備中である」と答えていました。
きょうは私の所属する総務常任委員会でした。