おはようございます。昨日から降った雪は10㌢ほどになり、今朝は除雪車が初出動しました。いまはやんでいます。今回降った雪は重いですね。また杉林では木の先っぽが折れる被害が出るかもしれません。
上越市は昨日午前、柏崎刈羽原子力発電所において緊急事態が発生したとの想定で、防災訓練を行いました。東京電力、新潟県から警戒事象発生の通報を受け、災害警戒本部を設置。その後、施設敷地緊急事態、全面緊急事態へと発展するシナリオでした。
本部会議はテレビ会議という形で8時半過ぎから行われましたので傍聴しました。災害警戒本部は対策本部に格上げされましたが、広報無線で緊急事態を市民に知らせるとともに、原発から30キロ以内の町内会を抱える関係区では広報車による住民への伝達、自主防災組織の活動の確認などが行われました。写真は本部会議で発言する小林吉川区総合事務所所長です。
午後2時過ぎ、地元事務所を出て、高田に向かいました。今年で3回目の「アール・ブリュット展in上越」を観るためです。今回も素敵な作品がいっぱいでした。なによりも真っすぐで力強い作品が多かったですね。
永野太一さんの「絵地図」、観光会社の人も注目しているというのがうなずけます。とにかく分かりやすい、イメージできる。中世の地図の現代版のようでもありました。堀井銀次さんの「楽器の世界」、惚れ惚れしました。楽しくて、心がうきうきしてきます。絵を描いた本人が楽器を使って演奏しているのが夢に出てくるかも。石栗仁之さんの「迷路絵」も楽しいですね。どの絵にも線を一杯引いて迷路をつくり、スタートとゴールを用意しておく。なかなかやりますねぇ。こういう遊び心、大好きです。
作者の名前が書いてなかったのですが、「戦わない戦車への進化」、この人の平和感覚はすばらしい。何でも、子どもの頃、ガンダムが好きだったのだけど、そこに出てくるガンタンクが戦車で、人を殺す道具であること知ってから「戦わない戦車」を考えるようになったとか。稲田望花さんの「ぐるぐる」描く絵、目を近づけてみて、びっくりしました。1枚の紙にものすごい力を入れて書いてあって、紙はでこぼこ道のようになっていたのです。でも破れてはいない。そこらへんは加減したのでしょうね。彼女の作品はすべて「マル」です。友人の坂井亮円さんの作品、さをり織り以外のものを初めて観ました。絵の力があったからこそ芸術的な織物ができたのかと、新しい発見をしました。
「アール・ブリュット展in上越」は町屋交流館高田小町、旧今井染物屋、瞽女ミュージアム高田にて23日まで開催されています。私が紹介した作品以外にも山ほど素敵な作品がありますよ。ぜひ、お出かけください。
きょうは午前が総務常任委員会です。午後からは「市議を目指しやすい環境整備検討会」もあります。ただ、私は先週の木曜から風邪などで苦しめられていまして、どこかで休みをもらって医者にかかってきます。