おはようございます。台風の影響で今朝は強い風が吹いています。写真は中条池です。黄金色の空と波立つ湖面がとても素敵でした。俳句が出来るなら、「ここで一句」となるのでしょうね。
昨日は久しぶりに日曜日らしい一日を過ごしました。本屋に行き、先日の朗読ドラマで関心を持った佐野洋子の「おじさんのかさ」を探しました。この本は見つかりませんでしたが、佐野洋子の他の本を探すうちに、金曜日の夜、Eテレでやっていた「ヨーコさんの言葉」と出合いました。言葉もいいけど、私はテレビに出てきた絵がとても気に入っていました。本屋で、この絵を描いている人が北村裕花という若い絵描きさんであることも知りました。もちろん、この本は買い求めました。すでに昨夜のうちに読了しましたが、絵はこれから何度も観ることになるでしょう。
本屋の次に高田文化協会主催の「第7回ぬくもり展」を観てきました。「かなやの里療護園」などの入所者のみなさんが描いた絵に文化協会の会員さんたちが絵や言葉などで応える作品は133組にもなりました。1枚の絵が訴えていることを汲みとって、それに応えていく。「ぬくもり展」のポスターに書いてある「手と手あわせる」という言葉がぴったりです。パッと反応できる作品もあれば、一日考えてもどうしたらいいか悩んだ作品もあるでしょう。それらの作品が会場に並び、観る者の心をほっこりさせてくれます。
印象に残った作品は書ききれないほどいくつもあるのですが、その中で写真に収めたいくつかを紹介します。
まず渡辺千代子さんのオレンジの絵に応じた大滝和子さんの絵です。千代子さんが「どうぞ食べてください」と言っている姿をイメージして描いています。オレンジを2つに割った絵にそばに、オレンジを友だちと食べたときの会話を入れ、最後は「ちよこさん、おいしいオレンジをどうもありがとう」と結んでいます。大滝さんは今回、8作品も描いています。
飯田みゆきさんの絵に応じた「こうのゆみこ」さんの作品と篠宮トシ子さんの作品の応じた杉みき子さんの作品。それぞれ4ないし2に分割された絵を観て、同じように分割した絵や言葉で見事に応えています。「こうのゆみこ」さんの絵にある朝の会話、とても楽しいですね。
石橋大さんの絵のタッチ、色合いをそっくり活かして描いた大滝和子さんの作品とひぐちキミヨさんの絵。言葉はひとつも書いていないけれど、気持ちは石橋さんとぴったしです。これも素敵でした。
「ぬくもり展」は上越市本町3丁目の旧第四銀行高田支店1階ホールで開催されています。きょうが最終日です。きょうは午前10時から15時まで。まだの人はぜひお出かけください。
お昼過ぎには連れ合いとともに大島区の飯田邸で行われたそばまつりに行ってきました。地元の人だけでなく、安塚や牧、吉川など区外からの参加者も多く、賑わっていました。参加者の中には初めて訪れた人も少なくありません。飯田家から吉川区尾神の藤野家に嫁いだおばあちゃんのことを知っているHさん夫婦、Sさん夫婦もそうです。「生きているうちに一度行ってみたいと思っていてさね」と笑いながら、懐かしい話を教えてくださいました。私の連れ合いも初めてでした。そばを食べ終わって、飯田邸を出るとき、連れ合いがもっとも関心を示したのが、頭をぶつけそうになる玄間の入り口です。写真には彼女の手と横顔が写っていました。
そばを食べたらまっすぐ家に戻るつもりでしたが、連れ合いが「虫川の大杉」を観たいと言い、向かいました。ちょうど工事中だったので入れず、安塚区の「坊金の大杉」を観に行くことにしました。あいにくの天気でしたが、急な坂道も無事に上ることが出来、久しぶりに「坊金の大杉」を観ました。連れ合いは初めてだったようです。
きょうは午前に党議員団会議を行います。その後は雑用をこなし、夜は別の会議があります。