いい天気になりましたね。おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、歩いて事務所に来ました。空を見上げると、すじ雲が流れていてきれいでした。
昨日の午前、市役所に行く前に後援会長さんから「どこどこにギンランが咲いていますよ」と連絡が入りました。会長さんは、私が野の花を好きだということを十分承知されていて、教えてくださったのですが、じつは、ギンランの開花を私はまだ確認できていませんでした。おかげで、いいタイミングで花の写真を撮ることができました。
さて、市役所ですが、昨日は午前に議会基本条例検証委員会がありました。昨日も「議員の活動原則」をめぐって、活発な意見が出ました。とくに議論になったのは、委員会での委員間討議をどういう場面で行うかです。明らかに見解がいくつかにわかれていて、委員間討議をやった方が問題を深めることができ、聴いている人もわかりやすくなる、それを委員長がどう判断していくかが問われます。委員長の資質、会派意見との調整などについても意見が出ました。「議員の活動原則」をめぐっては次回も議論される見込みです。
午後からは厚生常任委員会の所管事務調査でした。福祉避難所、上越地域医療センター病院、第7期介護保険事業計画・第8期高齢者福祉計画づくり、地域包括支援センター再配置などについて説明があり、質疑が行われました。
このうち、上越地域センター病院については平成12年に国から譲渡をうけ、上越医師会が市の指定管理者として運営しています。病院の経営改革プランでは、現行制度について「比較的自主的な運営が可能であり、民間事業者の経営ノウハウを幅広く活用できる形態」としつつ、今後、経営形態をどうしていくか具体的に検討するとしています。これに関連して、日本共産党議員団の平良木議員が、「具体的に何を考えておられるのか。安易に民間経営にすることがないように」と訴えました。担当者からは、プランに基づいて今後検討していくこと以上に踏み込んだ答弁はありませんでした。今後注視していく必要がありますね。
いま一つ、注目したのは地域包括支援センターの再配置についてです。同センターは、高齢者が安心して暮らせるようにするために、社会福祉士、主任介護支援専門員、保健師などが力を合わせて様々な活動をしていますが、いまや高齢者の生活支援の拠点となっています。市内には今、Ⅰ型6か所、Ⅱ型4か所、Ⅲ型3か所、Ⅳ型6か所、合計で19か所あり、38人が働いています。来年からは、地域の高齢者人口を考慮してエリア設定を行い、拠点施設としてⅠ型の地域包括支援センターとサテライト(なしの地域も)を置くという形にしたいとしています。
これについて委員からは、「全体的に見ると職員数は若干増え、ある意味で強化されるということになるかもしれないが、旧東頸城地域を例にとってみてもわかるように、非常に大きな面積をカバーしなければならなくなる。人口だけでなく面積もファクターに入れるべきではないか」「金谷区と三郷区のように隣接しない設定でも問題ないか」などの質問が出ました。八木健康福祉部長は、「人口に注目したのは事実だが、(Ⅰ型とサテライトの)職員が必ずしも顔を合わせなくてもいいという意見もいただいている」などと答えました。これも今後の動きに注目です。
委員会終了後、いったん地元に戻り、夕食をとってから大潟区のコミュニティプラザで行われる市議会主催の議会報告会に向かいましたが、途中、夕日、夕焼けがきれいで、写真を撮りまくりました。下の写真は吉川区と柿崎区にまたがる農道から撮ったⅠ枚です。
大潟区の会場に着いたのは午後7時過ぎになりました。ちょうど、議長の報告が始まったばかりでした。昨夜の議会報告会は3月議会報告会としては最終回、一般の参加者は10人でした。
議長と常任委員長報告の後、5人の参加者から質問や意見がありました。質問では、「米山知事が上越のタウンミーティングで上越妙高駅を活用した地域づくりについて提案していたが、議会ではどう考えるか」「市の掲示板を木田庁舎1か所に集約するというのはいかがなものか。できれば改善してほしい(集約をやめてほしい)」「合併でどうしても中心部へお金を持って行かれた気がしてならない。地域事業費は合併後見直しされ、最後は事業費枠をとっぱらわれたが、各区がどこまで達成したかを報告してほしい」などの声があがりました。
フリーテーマでの意見交換では、「衰退している地域を再生するためにどうしたらいいか」をめぐって活発な意見交換が行われました。「総合事務所の裁量で使えるお金をもっと増やすべきだ」「いまこそ、総合計画の地域版づくりをするべきだ」などの声が次々と出ました。
きょうは地元で活動します。