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秩父地域の「ちちぶ定住自立圏構想」を学ぶ

 おはようございます。今朝は秩父市のビジネスホテルからの発信です。今朝は5時過ぎに起床しました。これまでずっとフェイスブックのチェックをしていました。外は少し明るくなってきました。いい天気になりそうです。

 昨日から市議会総務常任委員会の視察です。北陸新幹線で高崎まで行き、そこから八高線で寄居へ行き、そこから秩父鉄道に乗り換えるというルートでした。

 高崎では待ち時間が1時間以上もあり、つい本屋さんに入ってしまいました。家には読むべき本がまだたくさんあるというのに、また1冊買い求めました。俵万智の「小さな言葉」(岩波現代文庫)です。けっこう楽しんで読んでいます。

 寄居は駅に行くまであまり意識していなかったのですが、父が長年出稼ぎに出ていた造り酒屋がある街です。駅に地元特産品コーナーでもあるかな、あればそこの一升瓶を撮りたいと思っていましたが、見つかりませんでした。あったのは時刻表の脇に書きこまれた「白扇」という文字。「あっ、これって親父の…」と思ったら胸にぐっとくるものがありました。駅の構内には蝋梅の花が飾ってありました。

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 秩父鉄道で降りた駅名は「御花畑」。これも気に入りました。そして市役所に向かって歩くと石灰岩の山、武甲山が見えました。段切りしてあって、独特の山容になっていました。この山を見ただけで「秩父セメント」の町にやってきたと思います。

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 昨日の市議会総務常任委員会の視察は秩父市など1市4町が取り組んでいる「ちちぶ定住自立圏構想」でした。平成の大合併で9市町村の合併をめざしたものの、1市4町になった秩父地域がいま、医療、保健福祉、産業振興など10分野20項目で協定を結び、圏域全体で必要な生活機能を確保、定住促進を目指しています。参加自治体の関係は対等、住民ニーズに合わせた行政サービスだけで連携する。こういうところもあるのかと勉強になりました。この定住自立圏構想の取組と実際の姿をお聴きするなかで、全国屈指の大合併をした上越市の行政をこれまでとは違った角度から見ることができました。

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 きょうは松本市に行き、地域づくりシステムについて学んできます。

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2017年02月16日 06:12に投稿されたエントリーのページです。

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