おはようございます。今朝は荒れましたね。雷の連発、風を伴った雨、ちょうど、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達と重なったため、ひどい目に遭いました。
昨日は安保法制廃止を求めるスタンディングから始まりました。印象に残ったのは軽乗用車に乗った親子、しっかり私たちを見て、賑やかに手を振ってくれました。また、いつもの青い乗用車さん、昨日もライトを点滅し、手をあげて応援してくださいました。心配した気温の方は暖かく、手袋なしでもボードを持つことができました。途中から朝日が当たり始めたら、防寒着を脱ぎたくなりました。
スタンディングを終えて、そのまま市役所に向かいました。朝飯を食べていないので、コンビニでおにぎり2個(お茶を入れて379円)を買って食べました。昨日は夜まで予定が入っていたので、昼食(500円定食)も夕食(つかそば天玉中華430円)も外食となりました。下の写真は最初に買い物をしたコンビニのそばで撮った景色です。昨日撮ったものの中では唯一の風景写真です。
市議会は昨日は、文教経済常任委員会でした。議案審査よりも所管事務調査に議論が集中しました。教育委員会関係では「上越市第2次総合教育プラン(案)」の調査でした。市教委が提案した(案)そのものには「小中一貫教育の推進」など問題点もいくつかありますが、委員会では、学力問題で見識を示した中野教育長の発言が注目されました。
教育長は、議員の質問に答えるなかで、「子どもの学力は学校の授業だけで決まるものではない。家庭的なものや地域の状況など(を含めて)トータル的に見なきゃいけない。学力は考え直さなければならない時期に来ている。算数や国語など数値で表れる、そんな一部分で学力といい、それに順位をつける、それしか見ていない。ランキング競争が全国的に始まっている。これはマスコミも文科省も悪い。文科省は、最初はそんなことするなと言っていた。成績の悪い子を抜き出したり、指さしたりして、昔の問題をやらせたりしている。こういうことをやれば先生方も一番やらんきゃならないことがいい加減になってしまう。最近、不登校やいじめが増えてきているが、私は(このことと)タイミングが合ってきていると思う。私たちは一人ひとりの子ども能力を伸ばしていきたい」とのべました。傍聴していて、拍手を送りたくなりました。
農林水産部関係では第3次上越市食育推進計画(案)が示され、議論されました。この中で、日本共産党議員団の上野議員は「子どもの貧困」という視点、角度の重要性を強調しました。
今回の計画(案)では、「『実践』の環を広げよう」をキーワードに、「一人ひとりの食育の実践から、多様な関係者の連携で、食育をつなぎ、伝承する」という基本的な考え方に立って、4つの基本方針と主な施策が組み立てられています。
上野議員は、「書かれているポイントは、それはそれでいいが、大事な視点が抜けている。食育といった場合、福祉や医療、教育とも絡んできて、幅が広い。食生活では『朝食を欠食する人の増加』が課題の一つになっているが、これを家庭の問題、個人の問題として特化しているんじゃないか。経済的に食べたくても食べられない子どもがいる。子どもの貧困という視点で(食生活を)見ていく必要があるのではないか」と指摘しました。
担当課長は、「指摘されたことは、いまの段階では調べていない。今後この計画を進めるうえで、(言われたことを)踏まえて検討していきたい」と答えていました。
昨日、日本共産党は衆院選の候補者名を発表しました。第1次分です。このなかに新潟第6区も入っています。この間、参院選、県知事選で大活躍した上野公悦地区委員長が予定候補になりました。友人である長岡市議の細井良雄さんも2区の予定候補です。みんなで支えて応援していきたいと思います。
きょうは厚生常任委員会です。いくつかの用を足しながら10時前には市役所に到着したいと思っています。