寒くてまいりました。おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。昨日から咳が出るなと思っていたら、起きた段階で喉の調子もおかしくなっています。めったに風邪をひかないのですが、午前の様子を見て医者へ行くかどうかを判断します。写真は今朝撮ったものです。西の空が明るくなってきました。
昨日は午前に宇都宮市、午後からは栃木市でした。午前に視察したのは宇都宮市にある栃木県立防災館、防災関係のあらゆるものが展示されていて、強風、大雨、地震などいろんな体験もできる施設になっていました。地震体験では新潟地震、関東大震災のときの揺れを体験しました。風は風速30㍍を久しぶりに味わいました。怖いですね、やはり。
午後からは栃木市役所を訪れました。市役所についてびっくりしたのは1階がデパートになっていたことです。後で確認したら、2階から上の階にある市役所の部分はデパートから買い取って改修したんですね。
栃木市での視察は昨年9月に発生した関東・東北豪雨災害対策から教訓や課題を学ぶことが目的でした。この豪雨では大雨特別警報が発令されています。最初に地元ケーブルテレビが作成したというビデオを見せてもらい、その後、担当課から被害状況及び対策の検証結果、そして今後の対策について説明していただきました。印象に残ったのは、「夜中に警報が出て、混乱してしまった」という言葉です。正直というよりも、事実をありのままに見て、今後の対策を考える姿勢に立っているなと感じました。
質疑の中では、「災害弱者の避難にあたって、どういう支援をしたのか」「特別警報が出た中で、どんなところに思いを巡らせて対応したか」などの声が上がりました。災害弱者支援については、特別の対応ができていなかったが、いま策定中の「支え合い条例」の中で対応していきたい、とのことでした。特別警報が出て、危機管理課の中でもパニクったとも。そうした経過を踏まえて、同市ではいま、「初動体制を強化する」「正確な情報を収集し、共有する」「情報を迅速に発信する」など7つの柱からなる対策を考えているということでした。
視察が終わってから、議場などを見せてもらいました。前日の田村市と同じく、ここでもデジタル画面が2つ設置してありました。ただ、質問ではまだ使っている人がないようで、表決の時だけ活用しているとのことでした。
きょうは臨時議会です。まもなく市役所に向かいます。