今朝は4時前に起きました。おはようございます。きょうの予定を考えたら、朝早くからデスクワークをしないと、活動レポートを締め切りまでに仕上げることはとても無理だと判断したからです。事務所の近くで耳を澄ませていると虫の鳴き声が聞こえてきます。でも、ずいぶん少なくなりましたね。写真は事務所近くの杉です。すっかり秋の色になっています。
昨日は浦川原区でのスタンディングから始まりました。知事選後ということもあって反応はとてもよかったですね。私が確認できただけでも、7、8人が手を振ってくれたり、頭を下げてくれたりしました。車のスピードを考えると、顔など見えないと思われるでしょうが、こちら側からはけっこうドライバーの顔が見えるんです。郵便局の仕事をしている人、清掃の仕事をしている人、バスの運転手さんなど何人かの顔はよく覚えました。応援してくださる方、いつもありがとうございます。
スタンディングが終わってからは新潟での報告の準備、具体的にはスライドづくりと印刷作業をしました。まあ、「当日のぎりぎりまでこんなことをやっているようじゃ、困りますね」と言われそうですが、このぎりぎりでの集中力には自分自身でも呆れてしまいます。
午前11時過ぎに柿崎のインターを出発して新潟に向かったのは、にいがた自治体研究所主催の地方自治連続講座があったからです。平良木議員、橋本正幸議員、大潟区の後藤紀一さんとともに出かけました。今回の講座は第1回目、テーマは「これからの地域自治組織のあり方」でした。石崎誠也新潟大学教授が「地方自治法から見た地域自治組織」というタイトルで講演され、私が上越市における地域協議会のことについて報告しました。
石崎先生は地方自治法、合併特例法で地域自治区・地域協議会がどう位置付けられているか、全国的な設置状況、新潟県における状況、地方自治法以外の地域住民協議組織について紹介するとともに今後の方向性についてお話されました。改めて法の解釈などについて勉強するいい機会となりました。講演を聴いて、上越市が見直しを進め、市道の認定、廃止などを地域協議会への諮問対象から外したのは法的に問題あり、と確信しました。党議員団で、今後の対応について協議していきたいと思います。
さて、私の報告ですが、「上越市における地域協議会の現状と課題」ということで約1時間話をさせてもらいました。最初は「いま、地域協議会は…」ということで、10日に初めて「出張」地域協議会を行った吉川区地域協議会の動きを中心に紹介しました。続いて、「地域協議会はなぜ設置されたか」について、合併協議会段階から議会選出委員として議論に参加し、動きを見てきた私なりの整理を話しました。地域自治区と地域協議会の設置は合併のソフトランディングという狙いもあったかもしれないが、第27次地方制度調査会の答申をうけとめて地域自治を真剣に考えた合併事務局の姿勢があったと実際の動きを紹介しました。また、合併協議の中で、地域自治組織ついてはどういったことが議論されてきたかについても報告しました。その中で、地域協議会からの答申、意見書を〝尊重する〟ことの重要性についても小委員会や全体会議で議論されたことを語りました。さらに、「地域協議会11年間の歩みから見えてくること」についても言及しました。その中では、行政を動かした地域協議会の実績、行政を大きく揺さぶった高田区地域協議会の仕事、「災害対策」の名のもとに行われた総合事務所産業建設グループ再編(集約)と地域協議会のかかわり、ここ数年の間に進められてきた地域協議会への諮問事項の「切り捨て」について報告しました。最後に、これからの地域協議会に必要なこととして、何よりも行政の姿勢の転換が重要であることなど3つのことをあげました。
きょうはこれから葬儀です。大事な友人が68歳の若さで亡くなりました。最後のお別れをしてきます。その後、市議会厚生常任委員会、農村議員連盟の収穫祭(大島区菖蒲)に出ます。