朝から大忙しです。おはようございます。今朝は5時に起床し、デスクワークに集中しています。エッセイ、「春よ来い」は今回は書けないとあきらめかけていたのですが、パソコンに向かったら、指がスムーズに動いて9割り方書きました。昨夜よく眠れたのがよかったのかも知れません。文章って本当に不思議です。写真は昨日の尾神岳です。
昨日は市議会9月定例議会の最終日でした。各常任委員長の報告、討論、採決が行われました。議案の討論では、日本共産党議員団から平良木議員が登壇しました。昨年度の一般会計決算等9つの議案に反対したのですが、討論の主な内容は活動レポートの次号に書く予定です。
ただ注目された案件、太刀購入準備予算を含む今年度一般会計補正予算についてだけ書いておきます。この案件は、残念ながら日本共産党議員団(4人)だけが反対、他の議員は賛成となり、賛成多数で可決されました。
採決に先立つ討論では、日本共産党議員団の平良木議員が、「この刀剣の取得については、市民の間でも賛否の意見が分かれているところだが、まず市民の意見をしっかりと聞いてから事を起こすことが必要。(市は)取得を前提にした予算を提案したが、順序が逆だ。まずとことん市民の意見を聞いた上で、関連予算を計上すべきであり、市民の声を聞かずに予算化することには反対だ。私たちのもとに寄せられた市民の声は、その圧倒的多数が、多額の費用を負担しての国宝の購入よりも、まず暮らしをしっかり守ることにお金を使ってほしいというものだった。『将来への価値ある投資』と言うが、本当に価値ある投資は、市民の暮らしを守ることだ」と訴えました。
今回の補正予算に賛成した議員は、「またとないチャンスだ。この機を逃してはならない。愛刀の取得を大いに支持する」(公明党・山田議員)、「投資にとって千載一遇のチャンス。入手に向けて積極的に動くべき。市長の判断は適正だ」(創風・大島議員)、「国宝が戻ってくることはたいへんありがたい。本物があることは歴史の証明にもなる」(みらい・永島議員)、「基本的には取得に賛成。市民の宝として多くの市民が期待している」(新政・草間議員)などとのべました。
議会本会議が終了してからは各派代表者会議、総務常任委員協議会などが行われました。このうち、総務常任委員協議会について報告します。
昨日の市議会総務常任委員協議会では、上越市消防団員の報酬に関するアンケート調査結果が明らかにされました。この調査は6月の総務委員協議会で私が市当局に求めていたものです。
調査は今年の7月19日から8月1日の期間に各消防部の部長222人を対象に行ったもので、団員報酬の取り扱いの実態を明らかにするとともに、課題やその対応方針を探ることを目的にしています。
調査の結果、現金による全額支払いがされているのは48部(21.6%)、現金による一部支払いは91部(41%)、現金による支払いなしは67部(30.2%)、その他は16部(7.2%)となっています。市では、「明文化された会計ルールがない」(91.4%)「報酬を全額消防部の運営経費に充てている」(30.2%)などの問題点が浮き彫りになったとして、透明性の向上、情報伝達の向上、事務執行体制の強化などを図っていくとしています。
具体的には消防団としては、報酬支払方法を含めた規約の制定、ルールの周知徹底、明瞭な会計事務等に取り組むなどとしています。市でも、市が支出している報酬額の個別通知、ルールの明文化に向けた支援等を行うとのことです。
市の説明後の質疑で、私は、「各消防部の構成員人数はさまざまだ。現金による全額支払い、現金による支払いなしは団員の実数ではどうなっているか」「消防部に残したお金を消防部の必要経費として使っているケースが多いが、必要経費の中には本来、市費で対応すべきものがるのではないか」などを問いただしました。報酬支払い状況の実数は、担当課で調べたうえで私や他の委員に報告されることになりました。また、消防部の必要経費の中には長靴やスノーダンプなど市費で払うべきものがあることも明らかになり、この点でいま一度調査し、対応することが約束されました。
きょうはこれから知事選の準備です。直江津に向かいます。