昨夜はぐっすり眠りました。おはようございます。今朝は6時少し前に起床しました。外は晴れそうな感じです。山菜採りにはちょうどいいかも知れません。上の写真は昨日、吉川区の山間部で撮ったウワミズザクラです。よ~くごらんください。何か白いネズミに似ていませんか。私たちのところではネズミザクラとも呼ぶんですよ。
昨日は山菜採りからスタートしました。すごいカミナリが何度か鳴り、雨も降っていたのでどうかと思ったのですが、西の空が明るかったので、実施に踏み切りました。5月5日、午後1時から吉川多目的集会場で行う「山菜料理を楽しみ、政治を語る会」の準備でもあったのです。吉川区の山間部へ行ったのですが、たくさんあったのはワラビです。ウドはまともなものはいくらもありませんでした。まずまずの収穫だったのは嫁泣かせ(アキギリ)、三つ葉くらいでしょうか。三つ葉は採るたびにいい匂いを発するのでいいですね。
午後からは第87回メーデー上越集会でした。参加者は約100人、参院選新潟選挙区で野党統一候補が決まったことや上越市議選で日本共産党が4議席に伸びたことなどから、みなさんの表情が明るく、じつによかったですね。集会では日本共産党を代表して橋本正幸新市議が挨拶、「市議なりたての橋本です」と一言述べただけで拍手が起きました。橋本市議は、「今年は、安保法制=戦争法の廃止、立憲主義回復を求める大闘争のなかで開催されている。労組、市民団体などさまざまな層の新しい運動が広がり合流し、団結と共同の力を実感しながら、運動を発展させていることは重要だ。メーデーを、要求実現、安倍政権ノーのあらゆる課題を持ち寄る総決起の日とし、国民的共同をさらに広げ、安倍政権打倒、新しい政治、新しい政府への一大跳躍台にしよう」と訴えました。森ゆうこ参院新潟選挙区候補からもメッセージが届きました。集会後は、高田の街中をパレードしました。
夕方からは高田世界館へ行きました。小林茂監督のドキュメンタリー映画、「風の波紋」を観るためです。期待していた通り、すばらしい映画でした。雪原を走り抜けるウサギの姿、カエルたちの鳴き声、山菜を採る時の音の響き、廊下を走っていく子ども、田んぼで、ぼちゃんと水の中に座ってしまった子どもの姿、酔っ払っても尺八に合わせて語るどこかのおとっちゃんの姿など感動の場面がいくつもありました。この目にしっかりと残りました。ピアノの音と場面展開が見事に合致していましたね。遠くから眺める棚田での人間とヤギの動きの早送り映像も新鮮でした。
小林茂監督は以前、人口減少が進み、集落の維持が急速にできなくなってきているなかで、この映画でどうしたらいいかの答えを出しているわけではないとおっしゃいましたが、私には答えが見えた気がしました。これまでの暮らしの中にある〝豊かさの再発見〟が大事だと思うのです。こうした豊かさを大事にし、新たな共同の形をつくっていくことに努力しなければならないと思った次第です。
この映画は何度も見たくなる希望の映画です。すばらしい作品をつくってくださった小林監督をはじめスタッフのみなさんに心から感謝申し上げます。
きょうはこれから日本共産党の議員団会議があります。その後、別の会議もあります。終わったら、レポートの取材に行きたいと思っています。