寒い朝になりましたね。おはようございます。今朝は寒くて目が覚めました。寝るときは布団をかけていたのですが、いつの間にか、布団はずれていました。外は虫の鳴き声だけ、セミはいつから鳴くのでしょうか。あっ、やま鳩も鳴いています。
昨日は市議会9月定例議会2日目。上野市議の総括質疑と安保関連法案の制定中止を求める意見書提出をめぐる議論を聴こうと市役所に行ってきました。市役所へはほぼ2か月ぶりでした。何人もの職員さんから「毎日頑張っていますね」「元気ですか」などと声をかけていただきました。うれしいですね。本会議場の傍聴席は6月議会以来です。午後からの会議開始前に傍聴席にいる私を見かけた議員が次々と、「ここあいてるよ」などと言って、私が座っていた23番の席を指さし、挨拶してくれました。
さて注目の安保関連法案の制定中止を求める意見書ですが、残念な結果になりました。市民クラブや日本共産党議員団などが提出した意見書案は賛成10、反対20で不採択になったのです。市内でも世論は廃案、制定中止を求める声がどんどん大きくなっているというのに、国に意見をあげないとはがっかりでした。
提案理由の説明に立った上野公悦議員は、「政府の安全保障関連法案では、これまで禁じられていた『戦闘地域』への自衛隊派兵を認めようとしている」「自衛隊の武器使用についても、『自己防護』(正当防衛)に限られていたものから、大きく拡大されようとしている」「『存立危機事態』と政府が判断すれば、集団的自衛権を発動する仕組みをつくろうとしている」「住民の命と暮らし・安全に責任を負う自治体として、日本が、戦争をする国へと歩もうとすることを看過することはできない」などとした意見書案を朗読し、賛同を求めました。
賛成討論で本城文夫議員は、「私は戦中、戦後の貧困を経験してきたが、日本が再び戦争への道を進んではならないと思っている一人だ。いま平和憲法が脅かされ、武力行使に進む大きな危険が現実になる寸前だ。いま国民の6割は反対だ。この法案は到底許されるものではない」と主張しました。
反対討論した議員は永島義雄議員など3議員。3人とも共通して北朝鮮、中国脅威論を展開して「安全保障関連法」の制定が必要だとのべました。また、国会での論戦などで憲法違反であることが明白になったにも関わらず、「憲法違反ではない」と強弁し、「自衛隊は海外で武力行使できないこと、これは何も変わっていない」などと述べた議員もいました。反対討論の中身は全体として、国会での議論の到達点を無視したものとなっていましたね。
賛成した10議員は、小林和孝、上野公悦、柳沢周治、平良木哲也、近藤彰治、石平春彦、本城文夫、滝沢一成、中川幹太、草間敏幸議員でした。
結果を知った市民からは、「何を考えているのか、怒りの気持ちでいっぱいだ」「非核平和都市宣言もそのうち看板を下ろすのでは」などの声が上がっていました。
きょうは午前中が党地区委員会勤務です。午後2時過ぎから「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ます。
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