おはようございます。今朝は虫たちの鳴き声がじつによく聞こえてきました。秋に入ったなという感じです。写真は昨日、草刈りの時に撮ったキリギリスです。
昨日、日中は地元にいました。昼前から約2時間草刈りに専念しました。ほとんど休むことなく作業を続けたら、左手の震えが夕方まで続きました。やはり、きちんと休みをとりながら作業はしないといけませんね。
昨晩は頸城区希望館で行われた市議会意見交換会に参加してきました。市議を辞職して、一市民として参加するのは初めてでした。でも、いまだに議員感覚が残っていて、市民から質問があると、「どう答えたらいいんだろう」と考えてしまいます。
意見交換会に参加した市民は議員を除くと約20人です。参加者は頸城区を中心に、吉川区、三和区、大潟区、直江津などから参加していました。前日、前々日と他会場で注目された若者参加はほとんどなかったですね。女性も一人だけでした。発言にあたって、地元優先とかいうのはなく、司会者からは、「発言される方は出来るだけ多くの人が発言できるように2項目程度にお願いします」という要請があっただけでした。
市民からの発言で最初に出たのは、公共施設の使用料改定に伴う減免問題でした。「ある種の減免指針を設けて、それに該当する団体に適用するように」という提案でしたが、底流にはスポーツ団体にも適用してもらいたいという願いがありました。公共施設の使用料引き上げ問題は自主的な活動を進めている市民団体の活動に影を落としている、まだ終わっていないと感じました。
「終わっていない」と言えば、(仮称)厚生産業会館問題もそうです。「財政が厳しいなら建設はがまんすべき。公共施設使用料の引き下げなどに使うべきだ」「駐車場はいまでも困っている。このまま行くと大混乱となる」などの声が上がりました。
現在、上越市は原子力災害避難計画案市民説明会を行っていますが、避難計画案をめぐっての発言に私は注目しました。「屋内退避を基本にし、避難経由所を設けるなら、そこにもモニタリング装置を置くべきではないか。避難計画を立てたら再稼働ということにならないようにしてほしい」「市民説明会では予算的に無理とのことだったが、モニタリングポストだけでなく、個人向け線量計も配備すべきではないか」などの声が出ました。
このほか、交付税対策、少子化対策、産業団地の活用方法、地域活動支援事業の見直し、公民館活動などについても意見や質問が出されました。議会改革について発言はありませんでしたが、議会や議員の姿勢として、「強い立場で市民の命を守る。行政をただしてほしい」といった発言が2人の市民からあったことは印象に残りました。
全体として意見交換がテニスや卓球のラリーのように続けられることはなく、多くは、市民が質問し、議会側が答えるという形で終わりました。こういう状態をどのようにして変えていくかは議会の今後の課題ですね。
きょうは活動レポートを印刷したのち、「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金に出ます。