おはようございます。今朝は事務所に泊まりました。原稿書きが間に合わなくなったからです。もっとも4時間ほど寝てしまい、原稿はいま出来上がったばかりです。
昨日は午前に党会議があり、午後から眼科医のところへ行きました。このところ、急速に目が悪くなっているような気がして心配になったのです。1月の人間ドッグでも「要精密検診」という結果が出ていました。診察の結果、白内障が始まったとのことで、薬をもらってきました。しばらく医者通いをしなければならないようです。
さて、昨晩は上越市が策定した「原子力災害に備えた屋内退避・避難計画(初版)[案]」についての市民説明会が吉川コミュニティプラザで開かれました。市民説明会は吉川会場が第1回目でした。柏崎刈羽原発まで30キロ圏内の地域とあって、多数の市民が参加し、要望や意見を出していましたね。マスコミもテレビや新聞社などたくさん入っていました。
説明にあたった市の幹部は、「今回お示ししたものは不完全なもの。ぜひみなさんのご意見を聴かせてほしい」と繰り返し述べていましたが、福島の事故を見聞きしてきた市民は大きな不安を持ち、心配をしての参加です。参加者からは、「福島の事故時の避難実態、検証を踏まえたものにすべき。そのためにも教訓を整理し、計画に盛り込むべきだ」「モニタリング(ポスト)増設の声が出ているにもかかわらず検討のスピードが遅い」「速やかに正確な情報を伝えてほしい」「事故が発生しても発電所が速やかに情報を出してくれるか不安だ」「原子力災害用のサイレン、検討できないか」「複合災害の可能性もある。発生する時間帯もいつになるかわからない。最悪の事態を想定した対策を」「PAZ、UPZ、スクリーニングなど丁寧な注釈が必要だ」などの声が相次ぎました。
答弁の中で市は、「上越市内におけるモニタリング(ポスト)増設を急ぐよう働きかける」「情報は正確なものをできるだけ早く出していきたい」「サイレンは、この音だったら原発事故だよとわかるようにしたい」とのべました。また、10月に原子力災害を想定した総合防災訓練を計画していることを明らかにしました。
上越市の計画案は県内の原発周辺自治体としては初めてのものです。市民の声を反映させ、しっかりした計画に仕上げていってほしいものです。
きょうはこれから活動レポートを印刷し、「しんぶん赤旗」日曜版配達に出ます。