おはようございます。今朝は6時半まで布団の中に入っていました。ちょっと風邪気味です。それでもいつものように軽い散歩をし、パソコンに向かっています。写真は旧東頸城郡の方角を見たときのものです。
昨日は直江津の三八市へ顔を出してから上越地区党会議があったので参加してきました。この一年間のたたかいを振り返り、いまの歴史的な大闘争をどうたたかったいくか。家庭でたいへんな困難を抱えていても、仲間の励ましの中で県議選で頑張った人、後援会ニュースを配るとき、これまでポストに入れていた人が勇気を出してチャイムを鳴らし、そこの住人と対話した人など、感動的な発言が相次ぎました。多くの代議員の発言に勇気と元気をもらいました。
夕方からは浦川原コミュニティセンターで行われた山田正彦元農相の講演会でした。50人ほどの人たちが真剣に聴き入っていましたね。
1時間ほどの講演の要旨を数行でまとめるとすれば、以下のようになります。
新聞では来月にもTPP交渉で合意して終わりのように報じられているが、そうではない。アメリカでの手続きは最速でも10カ月はかかる。それが大統領選がはじまるところまでずれ込めばもう前には進まない。たたかいはこれからが正念場だ。合意すれば農業はどうなるか。米韓FTAを読んでほしい。韓国を見ればよくわかる。TPPは単なる農業問題ではない。医療も雇用も教育もおかしくなる。アメリカで軽い脳梗塞を起こし、2日間入院した人がなんと308万円も請求されたという。金持ちでないと医療は受けられない。教育もそうだ。格差社会がますます進むことになるだろう。中山間地では村が無くなること必至だ。いまこそ百姓一揆をやるときだ。
穏やかな口調は牛飼いだった人ならではのものでしょうか。それでいながら、親分肌のところもある。民主党政権時代の農相だった人ですが、民主党のTPP賛成論者をバサバサ切り、遺伝子組み換えやホルモン剤に反対し、家族農業主体の地域農業の確立を訴えました。安保法制に反対し、憲法を守るために保革を超えた統一戦線内閣が作られるときはこの人が農相に適任だと思いました。
最後に今朝の散歩のときに撮った1枚アップします。マメコガネです。1本の蜘蛛の糸の下でぴたりと動きがとまっています。強行突破すべきか、戻るべきかを考えているのでしょうか。昆虫の世界でもいろんなことが起きているんですね。
きょうは地区委員会事務所勤務ですが、生活相談、議員団会議への出席、選対会議などが続きます。