おはようございます。今朝はどんよりとした空になっています。4時半には起床して米山を見に出かけたのですが、シャッターを切るような景色とはなりませんでした。
昨日は上越市ガス水道局所管の本支管工事をめぐる談合損害賠償請求訴訟の初公判でした。上越市からは30人ほどの人が傍聴に出かけました。傍聴席には報道関係まで含めると50人近い人がいたように思います。私が裁判を傍聴するのは20数年ぶりです。しかし、原告としての傍聴は初めてです。緊張しましたね。
開廷前に報道関係者の写真撮影が2分間許されました。裁判所員の「30秒経過」「1分経過」「残り45秒」など声は初めて聞きました。昨日は被告側はどういう事情か知りませんが欠席でした。開廷後裁判長と原告側の弁護士との間でいくつかのやりとりが行われ、その後、原告団副団長の鷲澤和省さんが意見陳述しました。
鷲澤さんは、元上越市入札監視委員会のメンバーでした。今回の提訴に至った経過や思いを語りました。その中で、「一昨年12月の市議会でガス水道局の談合疑惑が発覚し、それを契機に、多くの市民団体等とともに、談合疑惑の解明の気運が高まり、私自身も様々な活動を展開しながら解明に努めてきた。ところが、上越市監査委員等の結論は、『談合の有無は判断できない』『公正取引委員会へ通知し、その事実を解明している段階であるので、上越市職員措置請求は棄却する』というものだった。このような消極的な姿勢は許すことができない。私は、なんとしても、この疑惑を解明し、市民の貴重な税金の無駄遣いを無くしたいという思いがつのり、原告として提訴した」とのべました。第1回公判は意見陳述を行った他、次回の公判を8月10日午前11時からと決めるだけで終わりました。20分くらいだったでしょうか。下のカットは鷲澤さんの陳述中に描いたものです。陳述の内容は事前に読んでいました。
裁判後は記者会見でした。齋藤弁護士は「2業者の証言は重い。(談合にかかわる)資料もたくさんある」とのべ、裁判勝利にむけて思いを語りました。マスコミ各社からは、「告発した業者に対する圧力があったとして市に働きかけを行ったが、回答はあったのか」「公取委への通知がなされている中で何故裁判に踏み切ったのか」などの質問が出されました。齋藤弁護士は「業者が数年前に公取委に情報提供しているにもかかわらず、動きが見られない」「市からの回答はない」と答えてました。
午後3時過ぎから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金に出ました。蒸し暑かったですね、昨日は。そうしたなかである家の玄関に素敵な飾りがあるのを見つけました。豪快な飾り方ですね。
きょうはこれから直江津です。平和行進の出発式に出てきます。その後は地区委員会勤務です。