今朝は6時半近くになって起床しました。おはようございます。昨日の草刈りの影響でしょうか、疲れがたまっていたようです。気温が少し下がって眠りやすかったこともあるでしょうね。散歩してきて、パソコンに向かい始めたところで来客があり、いま、ようやくブログを書いています。写真は散歩で出合ったムラサキシキブとハチです。ピンボケでした。
昨日は午前中、地元で「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。途中、旧吉川町時代の農業委員だった人や70代、80代のお母さんたちがやっているお茶会の仲間にさせてもらいました。農業の担い手がまったくいなくなってきたという話から、戦時中や戦後の食料事情、今後の食の在り方まで賑やかな話になりました。そうした中で、「戦争だけはやっちゃだめだ」「もっと若いもんに戦時の時の体験伝えたい」ということが大きな話題になりました。国会での戦争法案の議論の影響して、老いも若きもいまの安部政治に危機感を持ってきましたね。
午後からは高田図書館での夏目漱石に関する文学講座でした。昨日は『我が輩は猫である』が中心でした。注目したことのひとつは、漱石が描いた満州の戦場です。日露戦争について直接の言及はないものの、明らかな戦争批判が『趣味に遺伝』という文章に書いてあることを初めて知りました。講師を務めた片岡豊先生の「近代以降の文学に笑いは少ない。せいぜい井上ひさしの文学くらいなもの。漱石の文学には落語的な面白さがある」との指摘にも注目しました。でも話を聴いていて、高校時代か大学時代に『我が輩は猫である』を読んでいたはずだと思ったのですが、どうもそうではないと感じました。「くしゃみ夫婦」の掛け合いなどまったく記憶していませんでしたから、途中で投げ出してしまったのかも知れません。『草枕』『こころ』『虞美人草』『それから』は間違いなく読んだ記憶があるのですが。
ところで文学講座に出る前に時間がありましたので、小川未明文学館に寄った際、こんなことがありました。ここでは写真展が開催されていたのですが、作品を観ているときに、ある方が「橋爪さんですね。困っていることがあるんです」と声をかけてくださいました。相談の中身は、近く小川未明文学館が改修され、市民のみなさんが絵画展や写真展などを行うスペースが大幅に削減されるので、なんとかならないかというものでした。展示するにはそれなりのスペースとそれに対応した壁などが必要で、市内では他にこういう場所は少ないといいます。調べて、どう対応したらいいか考えてみますとお答えしましたが、改修計画を立てる段階でこういう利用団体などから意見を聴いておかなかったのでしょうか。
夕方からは家や地元事務所の周りの草刈りでした。伸び放題の草、もっと頻繁に刈らないと笑われるだけです。
活動レポート1712号、「春よ来い」の第360回、「報恩講の日に」を私のホームページに掲載しました。お時間なるときにごらんください。
きょうは取材と原稿書きです。来週は談合裁判など重要なことがいくつもあるので、仕事を早めにしなければなりません。