暖かくて、いい天気が続きますね。おはようございます。今朝は4時に起床して、活動レポートの作成作業を進めています。時間とのたたかいです。
昨日は妻を柿崎駅まで送った後、直江津の三八市へ行ってきました。三八市(さんぱちいち)は選挙後2度目です。2週間ぶりに顔を出したら、みなさん、喜んでくださいました。選挙後、初めて話ができた人もいました。「まちがいなく当選すると思っていたんだけど、残念だったね」「今朝のタイムスに市議選のこと書いてあったけど、どうするの」などと声をかけていただきました。私の活動レポートを受け取ってくださる方のなかには、「また、これ読ませてもらえるなんてうれしい」そう言って受け取ってくださる方が何人もいました。配られるのが待ち切れずに、よその人に配布したものを読んでいるお店の人もありました。こういう人たちに出会うと、やはり、元気になります。
午後からは十日町・津南地域自治研究所主催の柏崎刈羽原発の視察のたびに合流しました。と言っても、視察はすでに終わっていて、午後からの講演会のみの参加です。
午前の視察では、柏崎刈羽原発構内の見学をしたと言います。防潮堤などを見たようですが、新たな問題が浮上してきました。柏崎刈羽原発での地下水のくみ上げ量とその耐震性についてです。新大名誉教授の立石雅昭先生によると、東電側の説明では、「柏崎刈羽原発では地下水問題は当初から重要な問題と認識し、対策をしてきたとの」ことです。しかし、「福島では流入する地下水をくみ上げるサブドレーンと呼ばれる井戸が地震で損壊、あるいは埋まってしまって機能喪失」したという経過があります。東電が立石先生にメールで回答した内容によれば、「(柏崎刈羽原発の)サブドレーンの汲み上げ量は1~7号機の合計で、約3400トン/日」で、各位置や季節によって量は変化するそうですが、それにしてもすごい水量ですね。地下水の汚染がされた時には処理できるかどうか、大きな不安材料となります。
さて、講演の講師は立石先生です。「“豆腐の上の原発”柏崎刈羽原発は廃炉に」がテーマ。福島の事故が発生してから4年1カ月が経過する中で、もう一度、福島の現状を正視し、柏崎刈羽原発の危うさを知って、何をなすべきかを考えようというのが趣旨です。先生は、「柏崎刈羽原発は、算定された基準値地震動が2300ガルという大きな数値になっていますが、これは立地周辺が大きな地震に襲われる場である」「解放基盤が深く、軟弱な地層が厚くて、まさに“豆腐の上の原発”になっている」「新たな規制基準は深層防護の国際基準に及ばないもので、住民のいのちと暮らしを守る視点が欠如している」ことなどを明らかにしました。興味深く聴いたことのひとつは、先日、柏崎刈羽原発活断層問題研究会が東電に要請した内容の中で、「東電の地滑り説」についてふれたことです。東電が地すべりだと主張するA断層は「高い方へと滑っている」との矛盾を突いたのです。今後、東電側がどう言い訳しようとするのか注目ですね。
きょうはこれから伯父の告別式です。もう少し時間をかけて活動レポートを仕上げたいと思います。時間よ停まってくれ。