外が少しずつ明るくなってきました。おはようございます。風が吹き、空はどんよりしています。これから大きく崩れていくのでしょうか。まだ、まともな写真を撮れる時間ではないので、数日前、わが家の庭で撮った雪割草の花を載せます。
昨日は高田の朝市宣伝へ行ってきました。このところの朝市では「春のもの」の何が出てくるかが楽しみです。昨日の朝市では「かたくり」が出てきました。おひたし、和え物にして食べるとおいしいですよ。お金を持って行っていれば、ひと束、買ってきたのですが。ま、近いうちに近くの山でも採れるでしょうから、それまでがまんします。
昨日から2日間、市議会厚生常任委員会です。きょうは健康福祉部に関係する議案の審査を行いました。以下、私がとりあげたいくつかの質問を紹介します。
まず、農福連携障害者就労支援モデル事業です。これは、「地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金」を活用して、農業分野での障害者の就労機会の拡大を図っていこうというものです。約200の農家、農業組織について障害者の就労についてのニーズ調査を行うとともに、障害者の自立を支援する事業所で組織している「上越ワーキングネットワーク」で作業難易度を数値にして示せないかなどを検討してもらおうというものです。栗本健康福祉部長によると、今回の交付金が出る前から、この取り組みについて庁内で検討してきたそうです。
注目の上越市介護保険条例の一部改正案。全国で3番目に高いとされてきた上越市の介護保険料ですが、第6期介護保険基準額はこれまでよりも167円低い月額6358円が提案されました。
改訂後の個々の介護保険料ですが、階層としては一番低い第1段階で、第5期よりも引き上げられる人たちがいます。「引き上げられることになるのはどれくらいの人たちか」と質問したところ、約450人にも上ることが明らかになりました。全国的な順位は下がる見込みですが、新潟県内20市のなかでは今回も高い方から1番目です。介護保険運営協議会の議論では第5期は高くとりすぎたのではないかなどの声があったといいます。
私は、全体として介護保険料は若干負担が下がったものの、一部に値上げとなる人たちがいること、また、相変わらず高止まりになっているとして、この議案に反対しました。
要援護世帯除雪費助成事業については区域設定、助成限度額の見直しをすべきではないかと質問したところ、八木高齢者支援課長、栗本健康福祉部長は検討を約束しました。
上越市のこの事業は、自力で除雪が困難の一人暮らし高齢者などの要援護世帯に対し、「多雪区域」で、ひと冬につき、1世帯当たり6万5600円、「その他の区域」で4万1000円を上限に助成する制度になっています。
私は、「前回見直しが行われてからかなり経っている。高齢化、過疎化が深刻化するなかで、実際の除雪費用がどれくらいかかっているかを調べて、見直しを検討すべきではないか」と質問しました。これに対して、担当部課長は検討を約束してくれました。今後の動きに注目です。
きょうはこれから朝宣伝です。その後、市役所で厚生常任委員会があります。一般質問の締め切りも今日です。