寒い! でも気分は上々です。おはようございます。今朝は冷えましたが、すばらしい天気になりました。久しぶりに散歩もしました。写真は近くの田んぼの風景です。
昨日は朝宣伝のあと、教育プラザに急ぎました。そこでは、ガス水道局所管の本支管工事における入札談合疑惑に係わる住民監査請求の意見陳述が行われました。上越市では住民監査請求に伴う請求人の陳述が行われたのは18年前のクリーンセンター監査請求以来のことだそうです。前回、請求人と監査委員との協議によって、陳述は会社名を具体的に言わないことを条件に昨日の陳述については、公開されました。市民の方が5人ほど傍聴されました。
陳述したのは代理人の齋藤裕弁護士、元入札監視委員会委員の鷲澤和省さん、そして私の3人です。
齋藤弁護士が請求書に基づいてその概略をのべるとともに、「有識者である監査委員のみなさんからは、相対立する証拠があったら、客観的な証拠をもとに真実を拾い上げ、適切な認定をくだしてもらいたい」と訴えました。
鷲澤さんは、まず、今回の監査請求のポイントは、「平成18年4月から平成23年5月までのガス水道局の本支管工事に受注調整が認められ、住民としての損害賠償請求が妥当であり、ガス水道局の職員がその為の適切な対応をしてきたのかという点にある」とのべました。そして、この期間の入札に関してインターネットで公開されているデータ、数百枚を分析して、「制限価格率は平成18年4月から平成23年5月までの間、一定期間を除き、ほとんど76%から79%で、落札率(92%~94%)と大幅なかい離がある」「落札率は、調査した500~600件のほとんどが92%~94%であり、しかも1社のみの入札であり、それ以外の業者はすべて95%以上の応札率という異常な状態だ」など不法な実態を次々と明らかにしました。
私は、「ガス水道局所管の本支管工事における談合疑惑を一昨年12月の一般質問で取り上げたのは、業者からの要請が直接的な契機だが、ずっと前から談合疑惑に関心を持って議会で取り上げてきた。それは入札における透明性、公平性、競争性が確保されていないこと、その結果として行政が重視しなければならない、最小の経費で最大の効果を生むということが軽視され、市民の税金が無駄遣いされているという現実があったからだ」とのべました。また、市側が一位不動など談合の状況証拠をも「企業の受注意欲のあらわれ、企業努力による積み重ねの中での結果」としてきたなかで、ガス水道局本支管工事における談合疑惑はそれらをつきくずすものとなったとものべました。さらに、一般質問の最後に官製談合の可能性についても言及したことも紹介し、「官製談合の可能性についての調査は、第三者機関でないと限界がある。ここはぜひみなさんから踏み込んだ調査をしていただきたい」と訴えました。
監査委員の監査及び勧告は、請求があった日から60日以内に行なわなければならないことになっています。その結果に注目です。
陳述後、街宣をしながら大島区へ行ってきました。藤尾集落で雪原アートをやるということだったので見てきたのです。雪の斜面を利用して、クンタンを使ったのでしょうか、大島区のゆるキャラ、「おーちゃん」を描いてありました。見た場所は竹平の照源寺の近くの高台です。小雨がパラついていましたが、一緒に登った田麦の女衆と鑑賞してきました。
夕方は柿崎区で街宣をしてきました。薄暗くなっての帰り道、思わぬ出合いがありました。車のそばからイノシシ2頭が走り出したので、近くの田んぼや農道をものすごいスピードで走りまわっていましたが、初めて見ました。
昨日のことではありませんが、一昨日、ポスターが出来上がってきました。私が撮った白鳥のいる風景が採用されていて、けっこういいものに仕上がりました。早速、室内で活用します。
活動レポートが1700号に到達しました。「春よ来い」の第348回は、「酒粕」です。ホームページに掲載しましたので、ごらんください。
きょうはもう少し経ってから街宣、集いです。忙しい一日になりそうです。