今朝は雪模様になってきました。おはようございます。先ほどから雪が降ったりやんだりしています。このところ冬の青空を何回か見ているので、雪になってくると気が重くなってしまいます。
昨日は各派代表者会議、総務常任委員会、厚生常任委員会等会議がいくつも続きました。各派代表者会議で注目したのはガス水道局所管の工事における談合疑惑解明の動きです。市議会の会派、市民クラブ(柳沢周治代表)が議長に「100条委員会の設置を検討するための代表者会議の開催を求め、申し入れを行い、それを受けて3月4日の本会議終了後、100条委員会の設置をするかどうかの協議を行うことが決まったのです。この動きは歓迎です。
概算事業費が当初の71億4000万円から113億3000万円へと大きく膨らんだ新水族博物館整備事業について昨日、市議会総務常任委員会の所管事務調査が行われました。
この中で市は、「日本海側を代表する水族博物館になるとともに、市民の誰もが愛着と誇りを持ち、未来を担う子どもたちに夢を与え、それを育んでいける場」「当初予定していない工事費や現下の経済情勢から資材等の高騰により事業費が増加することになるが、これまで積み重ねてきた市民の思いを具現化し、当市に相応しい魅力ある水族博物館を整備するために必要な事業であり、事業費である」と説明しました。
これを受けて、委員からは、「これまで新水族館は必要、まちづくりにも大きな役割を果たすと賛成してきた。だが、前回の説明では場所の変更により事業費は安くなるということだったはずだ。1.6倍というのは計画が甘かったのではないか」「価値ある投資だと思うが、わずか1年の間にこれだけアップしたことの説明が不足している。説明する資料としては貧弱だ」「(言い方がおかしいかもしれないが)身分不相応でもいいから、すばらしい水族館であってほしい」「日本一にするために増やしたとみているが、基本計画の中では、63億円を最大限にするとなっていたはずだ。もっと細かい説明が必要だ」「ぜひ建設をと張り切っていたが、(今回の計画を見て)正直言って疲れがどっと出た。説明の内容がどんぶり勘定的に聞こえてならない。どうしてもというなら、もっとデータをきちっと出してほしい。具体的に積み上げた部分を書きもので提示すべきだ」などの声が相次ぎました。
今後、より詳しい資料が出てくると思いますが、採算性を含め、しっかりしたものを提示してほしいものです。このままでは市民は納得しないでしょう。
上越市は昨日の厚生常任委員会で上越市保育園の再配置等に係る第2期計画(案)を発表しました。
保育園の再配置等に係る計画は保育園施設の老朽化や少子化の進行に伴う保育環境整備として平成23年度から取り組まれています。これまでの第1期計画では、有間川保育園など4園の統合、下正善寺保育園の廃止、東城保育園の民営化などを進めてきました。
平成27年度から30年度までの第2期計画(案)のなかでは、「施設の老朽化と安全な保育環境への課題」についてふれ、公立認可保育園43園、地域保育園1園のうち、18園が耐用年数を超過していることや、0歳児受け入れのために必要な乳児室や設備等が不足している施設もあることなどを明らかにしています。子どもたちの安全な保育ということを考えたら、これらは早急に解決すべき課題です。
第2期の計画(案)で取り組む具体的な内容として今回示されたのは、吉川区新保育園の整備及び民営化(吉川中央保育園・旭保育園、私立吉川保育園が対象)、北本町保育園の移転整備、中央保育園・古城保育園の統合、移転整備、名立区新保育園の整備及び民営化(名南保育園、私立たちばな保育園が対象)です。
保育園の再配置は子どもや保護者のくらしにも大きな影響を与えます。市の保育の責任を明確にしつつ、関係者と十分に話し合ってほしいものです。
きょうはこれから朝市宣伝です。急がなければ。