まだ真っ暗、外からは虫たちの声が聞こえます。おはようございます。東京吉川会へ出発するために早起きしました。外はどんな天気なのでしょうか。写真は昨日、大島区棚岡で撮ったものです。
昨日は農協祭をいくつか回り、その後、県立久比岐高校の文化祭、息吹祭にお邪魔してきました。本校舎は柿崎高校時代からのものですが、妻が勤務していたときにちょこっと入ったことがあるような気がします。いくつかのクラスをのぞいた後、いつもお世話になっている人からPTAカフェへ案内していただきました。そこでは偶然、柿崎のHさんと再会しました。また、たぶん会えるかなと思っていた美容師さんとも話ができましたよ。おいしい紅茶とゴーヤのお菓子をいただいて、立ち上がったところで校長先生から声をかけていただきました。どなたかが私がいたことを伝えてくださったのでしょう。体育館へ行ったら、なんと男子生徒から声をかけてもらいました。吉川中学校出身の生徒だと思います。美術部の作品の中で気に入ったものを写真に撮らせてもらいました。みんな頑張っているんですね。
午後からは上越市教育の日制定記念式典・記念文化講演会でした。「いろいろな人が支え合い、励まし合って、いまよりもすばらしい上越市になるように」という思いを込めてシンボルマークを制作したと語ったのは富岡小学校5年生の道市陽菜さん。しっかりしていたのにはびっくりでした。記念講演は尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんです。ホールの脇の入り口から手を振り、握手しながら入場というスタイルはまさに芸能人、スターといった感じでした。「直江津駅を降りるとホッとする。なにか安心できるんだよね」といいながら、聴衆の心をぎゅっとつかんで、最初から終わりまでずっと離さなかったのはお見事でした。話に引き込まれ、メモは時どきしかとれませんでした。そのいくつかを拾ってみると、「学校と同じことを家庭でやってはだめ。学校と家庭は別、同心円にならないようにして、重なる部分を大事にすることです」「勉強できるようにする上で決定的なことは安心感です。安心感が集中力を高めます」「基本的信頼感と共感する心が大事です。人間関係で大事なことは心が元気になることです」「どうしたの、そりゃ大変だったわね」くらいかな。教育の話なのに政治家のあるべき姿にも通じる内容でした。
あっ、時間です。