今朝は穏やかな朝になりました。おはようございます。天気が続いているので、笹採りを頼まれている母は大忙しです。昨日も三輪自転車に乗って採りに行ってきました。市役所から戻ってくる途中、母の姿を見かけました。
昨日は一般質問3日目でした。私は2番手です。私の一般質問のテーマは総合事務所の人事、並行在来線等対策、農業委員会制度の見直し(改悪)の3つでした。
市内13区(旧町村)総合事務所職員の地元出身割合は4月時点で26.6%と過去最低を記録しています。私は地域を熟知する研修とともに地域限定の職員採用の検討を求めました。地域を限定した職員採用について市長は、「人事異動の機会が極端に限定され、職員の能力開発を阻害する恐れがあるほか、意欲や向上心の停滞など、人材育成の面で課題が多い。現段階では考えていない」と答弁しましたが、これにはがっかりでした。旧町村の狭い区域の中でも優秀な職員がたくさんいることを知っているからです。せめて、島根県の取り組みくらいは視察して検討してみたいという答弁がほしかったですね。
並行在来線などの対策では、初乗り運賃がまともにかかると事実上、運賃値上げになることを明らかにさせ、急いで対策をとるよう求めました。市長答弁では、「JRをはじめとする隣接各社と実施を前提に協議を行っているところであり、割引の内容を含め、年内に決定し公表する」とのことです。石川県では関係各社間ですでに合意しています。上越妙高駅へのほくほく線の乗り入れについては、えちごトキめき鉄道と北越急行が協議をして決める必要があります。協議が始まっていないなら速やかに協議するよう働きかけてほしいと訴えました。市長によると、「両鉄道事業者からは、信越線は単線であり上下線のすれ違いに制限があるため、利用者の利便性の向上が特に期待される朝、夕のダイヤが混み合う時間帯においての乗り入れが困難であること、また、乗り入れには国土交通省から許可を得る必要があるが、そのためには乗り入れ区間となる直江津・上越妙高駅間において、北越急行の車両をえちごトキめき鉄道の乗務員が操作訓練する必要があるとのことであり、開業前にその訓練を実施することは極めて難しいと聞いている」ということです。私は、「訓練さえ済めば乗り入れ可能」というふうに受けとめました。
農業委員会については政府の規制改革会議の「農業改革に関する意見」で、委員の公選制廃止、行政庁への意見・建議もやめさせ、市長村長の下請け機関化しようとしています。この意見を受けて自民党も10日、さらに改悪を進める提案をまとめました。私は自民党の動きを批判した農業委員会の新聞、全国農業新聞を手に閣議決定させない働きかけを急いでするよう農業委員会長に求めました。会長は「とうてい容認できない」という全国農業委員会長会議の決議にふれながら、前向きな答弁をしました。会長が堂々と答弁されている姿に感銘を受けました。
きょうは一般質問の最終日です。宣伝カーで流しながら市役所に向かいます。