おはようございます。今朝は久しぶりの雨となっています。今年は春の進み方が早く、ウドなどの一部の山菜はもう終わりに近づいていますが、わが家の牛舎近くのヤマザクラも例年よりも1週間ほど早く咲きました。写真がそれです。
昨日は電車でアオ―レ長岡へ。『里山資本主義』の著者、藻谷浩介さんが講演をするというので出かけてきました。テーマは「里山資本主義と長岡」。本のアウトラインの話かと思ったら、長岡市に関するデータを駆使して、長岡市の優位性を明らかにし、どのようにして長岡市は人口減少・高齢化時代を乗り切っていくべきかを提示されたのにはびっくりしました。首都圏と地方の高齢化大逆転、山林が宝の山に変わる大逆転、「産業」の大逆転などの話にぐいぐいひきつけられました。主題は「人が減るという病気」との闘いです。「毎年赤ちゃんが100万人生まれるが人工妊娠中絶は50万件ある。子育てしながら働ける環境づくりが大切」などの指摘は共感を覚えるものばかりでした。「政治家は数字をチェックしないでしゃべるな」「外国からの観光客の4分の1は韓国の人だ。怒らせてどうするんだ」「(政府は活断層があるところにわざわざ)そこを選んで原発を造るセンスがある」など政権や政治家をチクリと刺すコメントもありました。ただ、スライドを使っての講演で、興味深いデータがいくつもあっただけに写真撮影禁止はちょっと残念でした。で、写真に代わり、暗がりの中で描いたカットをアップしました。
きょうは活動レポートの原稿書きをしたのち、「しんぶん赤旗」の集金、訪問活動をする予定です。