おはようございます。今朝は雪が舞っています。ま、春のあわ雪でしょう。写真はわが家から吉川橋を見た風景です。
昨日は総務常任委員会2日目でした。企画政策部関係では、並行在来線対策事業と新水族博物館整備事業に質問が集中しました。このうち、新水族博物館については、現水族館と新たな水族博物館を同じ業者・団体に指定管理者になってもらうと説明されてきたことから、どういう協定書になるのかわかるように、検討素案を示すよう求めましたが、示してもらえませんでした。「こんな感じになりますよ」というものくらいは出してほしかったですね。委員会では設計コーディネーター、展示・演出手法等アドバイザリー業務委託などがなせ必要になるのかの質問もありました。
昨日は請願・陳情の審査も行われました。請願は、「つなげよう脱原発の輪 上越の会」(植木史将代表)から提出された、「東京電力との原子力安全協定に関する請願」で、原子炉施設の増設や装置の変更及び再稼働に対し事前了解を織り込んだ原発立地自治体並みの協定締結を求めてほしいというものです。私からは、「現協定は協定前から比べれば一歩前進だった。しかし、(請願者が主張するように)事前了解まで踏み込めない。立地自治体並みに協定を(改善)充実することには賛成だ」と採択を主張しました。これに対して、委員会からは「現協定で十分だ」という趣旨の発言がいくつかあり、採決の結果、賛成3、反対4で不採択となってしまいました。写真は請願審査で趣旨説明する植木代表です。
陳情は、「くびき野地域問題研究会」(後藤紀一代表代行)と「東頸城の明日を考える会」(吉野精一代表)が提出した、総合事務所産業建設グループ集約の試行の延長を求める陳情です。市民にこれまでの試行結果と検証内容が十分伝わっていないこと、大雪の下での検証ができていないことなどが理由です。私と市民クラブの近藤委員、それと石平委員が採択に賛成しましたが、他の委員は本実施に踏み切ることを認め、不採択を主張しました。採決の結果はこれも3対4で不採択でした。
なお、この陳情審査の前に産業建設グループ集約の問題で所管事務調査が行われました。当初、総務管理部が示した事務事業ごとにどういう検証結果が出ているのかを質問したところ、行政側は事業ごとには結果を示せず、全体的な評価に終始しました。検証できなかった事務事業数も明らかに出来ませんでした。大雪の下での検証については、ちょっと突っ込み不足だっかかな。合併後、確かに除雪体制も充実してきており、その点は(歴代の)市長の努力を評価したいと思いますが、新たな体制でもうまくいくかどうかが問題です。私は心配です。
さて、きょうも市政レポートの印刷をしています。きょうは5300枚、両面です。いま、片面が終わりましたから、もう1時間くらいかかるでしょう。印刷後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。