おはようございます。今朝は曇り空です。夜のうちにうっすらと雪が降ったようです。吹けば飛ぶような軽い雪です。写真は吉川橋です。朝のバスが橋の上を通りぬけていきました。
昨日は妻を映画館に送った後、市役所に向かいました。市役所では3月議会に提出される請願の対応、談合疑惑解明に向けた今後の方針などについて党議員団で協議しました。また、文教経済常任委員会を傍聴しました。
文教経済常任委員会は「市立公民館の運営及び配置に関する基本方針(案)」についての所管事務調査でした。当初案が出たのは昨年の3月でした。公民館活動の再構築と施設の再配置をめざした当初案はその後、市議会文教経済常任委員会や柿崎区、頸城区地域協議会などで強い反発が出て、市教委では見直し作業を進めてきました。昨日はその見直し、修正のポイントが示され、議論が行われました。
説明にあたった野澤教育部長は、「これまでの市民との意見交換の中で、それぞれの公民館によって実情が大きく異なっていることが改めてわかった」「『地域の実情に応じて柔軟にできるように対応できる方針とする』」という観点から、すべての項目の内容を見直したい」とのべました。主な修正内容は、①用語の解説を加える、②公民館の役割について、記述を追加修正する、③公民館事業の目的について記述を追加する、④地区公民館の運営体制は地域が実情に併せて構成できる柔軟な仕組みとする、⑤分館施設(建物)の配置については公民館独自の基準を設けない、の5点です。これらについては今後、社会教育委員による検討を経て、3月中にはまとめたいとのことでした。
注目したのは、従来からの運営組織があれば、新たに運営委員会を置くことはないとしたことや、現行の分館は当面維持するとしたことなど市民との意見交換で出された意見をかなり採り入れたことです。しかし、「管理には地域が主体的に係わるようにする」など一般論としては当たり前のことをわざわざ書きこむ等、もう少し具体的に見てみないと評価できないものもあります。これまで市民が心配した主な点は、「地域が生きていくための活動拠点がなくなるのではないか」「施設の再配置などでより安上がりの行政改革が進められ、社会教育活動が後退するのでは」ということでした。修正された方針がどんなものになっていくか注目し、党議員団としても対案を出せるように頑張りたいと思います。
きょうは生活相談2件に取り組み、その後、市役所で上越地域消防事務組合議会に臨みます。