おはようございます。今朝は曇り空です。昨晩、うっすらと降った雪で道路は白くなっていますが、気温が上がればすぐに消えるでしょう。まだ、本当の寒さは来ない感じです。
昨日は大潟区の後藤紀一さんのお母さんの葬儀でした。正面に飾られた遺影はいつもの優しい笑顔、お世話になりましたねと手を合わせてきました。葬儀を執り行ったのは直江津の浄土宗のお寺です。お経を読まれた二人のうちひとりは緑色の袈裟をまとった女性でした。葬儀で女性がお経を読む姿は初めて見ました。葬儀には大潟区だけでなく、市内の広い地域からたくさんの方が参列されていましたね。
葬儀が終わってから、親戚の挨拶回りをしました。長年、私がお世話になった尾神です。尾神も例年になく少雪で、「雪が少ないのが一番ありがたい」とみんな喜んでおられました。お昼頃の時間帯は時々青空が見えました。尾神のほぼ中心部にあるしだれ桜の大木も冬の青空をバックにするときれいですね。
家に戻ってからはずっと読書をしました。じつは、この正月に読んでおきたいと思っていた本がありました。『原発ホワイトアウト』(若杉冽著、講談社)です。300ページを越える本でしたが、一気に読みました。いまの政治の暗部をぐさりとやった、すごい本ですね。ぐいぐい引き込まれました。新エネルギー基本計画のことや秘密保護法のことまで出てきて、原発再稼働をねらう動きが現在進行形でつかめます。本の最後では新崎原発(柏崎刈羽原発がモデル)での過酷事故発生が描かれています。いま事故が起きたら、どうなるかもよくイメージできます。それにしても、なにからなにまで、よく調べてありますね。この本は原発問題を考える上での必読文献と言ってよいでしょう。
きょうは賀詞交歓会に参加した後、議員団で打ち合わせをやり、その後、歯医者などへ行く予定です。年初めですので混むでしょうね。でも、最優先でやるべきことはやらないといけません。