おはようございます。今朝も曇り空です。昨晩までの強風は過ぎ去りました。きょうは静かにしていてほしいものです。
昨日は県道新井柿崎線の防雪柵(最近は「吹き払い柵」と呼んでいるようです)を見ながら市役所へ向かいました。先般、同線の整備促進議員連盟で県土木部長と会った際、昨冬、江島ー馬正面間の一部で柵が飛ばされるという事故が起き、その原因を究明したのち、修繕工事を行うと聞いていたので、どうなったかを見ておきたかったのです。上の写真でわかるように工事が始まっていました。これで一安心です。事故原因については情報が入り次第、お知らせします。
市議会は昨日、総務常任委員会でした。一般会計補正予算では新幹線関連と新水族博物館で多くの議論がありました。私は、新水族博物館問題で、地域協議会への説明と意見聴取を直江津区地域協議会だけでなく、すべての地域協議会で説明して意見を聴くよう求めましたが、竹田企画政策部長は、「お呼びがかれば出向く」というこれまでの答弁を繰り返しました。
議案外でしたが、委員長の許可をとって質問したのは来年2月下旬から3月中旬にかけて関山演習場で行われる日米共同訓練についてです。上越市は北関東防衛局から訓練概要の説明は受けたものの、どこでどんな訓練が行われるか具体的なことはほとんどつかんでいない状態であることが判明しました。また一昨日、北関東防衛局長に提出した要望書の中で、「オスプレイが演習に参加する場合は、最大限の安全対策を」求めたとのことですが、一般的なことをのべただけで、飛行の高度とかヘリモードへの転換場所に対する注文など具体的なことは一切触れていないことがわかりました。
昨日の委員会で私はまず、「どういう訓練なのか見えてこない。高田の自衛隊が参加することになっているが、高田駐屯地と関山演習場の間で(ヘリなどの)動きはあるのか」、「機能別訓練はどういう訓練なのか説明受けたか」と質問しました。これに対して土橋総務管理部長は、「いま現在、具体的に答えられる状況にない。訓練の概要というレベルの情報を持っている。そのなかに示されている情報だけだ」と答えました。続いて、上越市と妙高市の市長および市議会議長連名で渡邉北関東防衛局長に提出した「関山演習場における日米共同訓練実施に対する要望」書についてふれ、「オスプレイが参加する場合については、『最大限の安全対策』を講じるようにとしているが、『最大限の安全対策』とは何か、具体的に何を求めたのか」と追及しました。これに対して土橋部長は、「(関山演習場での)日米共同訓練はこれまで9回行われている。これまでも隊員や車両の移動にあたっては、周辺の交通状況に十分配慮するように働きかけてきた。また音や訓練の時間帯についても(市民生活に影響があるので)配慮してほしいとか、要請してきた。訓練全般についてお願いすることなので、昨日の段階ではどうこうするようにとは具体的にのべていない」と答えました。
私の発言後、一部の委員から、「議題外のことで発言を許可するのはいかがなものか」との発言がありましたが、定例議会においては、重要問題であれば、委員長の許可を得て発言できるのが正しいあり方だと思います。私も旧吉川町議時代にはそうしてきましたし、上越市議会でもそうだったと思います。
さて、昨日の所管事務調査は、総合事務所の在り方問題でした。この件が昨日の委員会では一番発言があったのではないでしょうか。私は、これまでの試行のなかで市民の声をしっかりつかんでいるかどうかが一番気になっています。行政側は地域協議会や町内会長連絡協議会、地区別懇談会などで市民の声を聴くべく努力しているものの、私がふだん耳にする、「職員が少なくなって不安だ」「役所が遠くなった気がする」といった声はほとんど確認できませんでした。私が耳にしたことは極めて少数なのかどうか、独自の調査の必要性があるなと感じた次第です。昨日は、このほか、「何が産業建設グループを集約をしたことによる成果なのかわからない」「住民の立場から見た場合、役割分担と連携がうまくいっているのかどうか」などの発言も出ていました。
きょうは本会議です。一般質問が始まります。私は19番目ですので、おそらく16日になるものと思われます。