おはようございます。今朝はまずまずの天気です。ただ、周りの景色は冬支度を始めた感じがします。
昨日は、建設企業常任委員会、各派代表者会議、妙高市、上越市、糸魚川市の3市議会合同議員研修と続きました。
建設企業常任委員会では、今冬の市道等の除雪計画が発表され、質疑が行われました。計画によると車道除雪の総延長は1735㎞にもなり、昨年度よりも31㎞増えました。除雪車は市内全体で326台、昨年度よりも4台増えます。
委員からは、「狭わい道路の除雪拡大はどうやっていくのか」「倒産などにより業者の守備範囲が変わった。その説明を」「1人暮らしの高齢者の負担軽減、福祉部門、町内会とどう連携していくか」などの発言がありました。
私も番外で発言しました。総合事務所産業建設グループの集約による業務分担を定めた「事務手順」が示されたので、「緊急時の業者への指示は誰が出すのか」「手順に改善すべき点が出たらすぐ改善するか」など質問しました。市側は、「集約元総合事務所において緊急事態が起きた時は、そこの所長、次長が指示することになる」「改善すべき点が出たら改善し、議会にも報告する」と答えていました。
建設企業常任委員会でもうひとつ、重要なことが報告され、審議されました。(仮称)厚生産業会館基本設計にあたり、市民意見をどう反映させていくか、そのイメージ図が示されるとともに、作業予定も明らかにされました。それによると、ワーキングチームにはホール施設、公民館施設、こども施設それぞれにつき、ワークショップで利用者代表を8~10人、調整会議で2~3人参加してもらうということでしたが、利用者代表については利用団体から選出し、一般公募はしないということでした。市民の中には利用者団体に入っていなくても施設を利用する人もいますし、そういう人の中からも大いに意見を出してもらうことが大事です。一般利用者の声は、公募に寄ることなく、ホームページやフォーラムで意見ももらえばいいというのは理解できませんね。
各派代表者会議の主要議題は、一般質問の発言席をどうするかでした。日本共産党議員団と無所属議員が議員席の前に質問席を設ける現行のやり方でいいと主張しましたが、他会派は議員席の最前列の中央部に演壇を設け、質問席とすることを主張、それが多数であったのでその案で決まりました。私は、発言の中で、今の方がフラットで使いやすい、市民からも現行でいいとの声が多く寄せられているとのべました。また、照明については、議場の天井に照明器具を増設するのではなく、簡易な方法で対応すべきだと発言しました。今回の決定で工事が行われると照明と演台設置関連工事合計で約40万円かかるとのことです。
会派代表者会議では、私の方から、「伊豆大島と上越市は友好関係にある。今回の台風被害救済のために議会からも募金をしたらどうか」と提案しました。これは全会派から賛同してもらいました。良かったです。
昨日は午後3時から妙高市で3市議会合同研修会と意見交換がありました。研修会では、「翔べ夢を載せて」と題して、㈱エアフォートサービスの山崎健吾社長が講演してくださいました。同社は2年前の福島第一原発事故の際、飛行機で現場を空撮し、一躍有名になりました。山崎さんは、福島第一原発の写真や津波で大きな被害に遭った地域の写真、上越市、糸魚川市、妙高市の市街地の様子の写真などをスライドや動画で紹介しながら、「上から見ると、人間の感性、ものの見方が変わる」「1000㍍上空から地上を撮影すると、写真では30㌢くらいのものまではっきりとわかる」「いま一番悩んでいるのは、一歩間違うとこれらはテロ兵器になることだ。楽観していたが、警察からは飛行スタッフごと拉致される可能性もあるので注意するようにと言われている」などとのべました。講演後、飛行機にさわってみましたが、ものすごく軽いのでびっくりしました。上の写真は福島の事故などを空撮した飛行機、下の写真は講演でラジコンヘリを飛ばす山崎さん。
きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。夜7時からは、板倉のコミプラ3階で、日本共産党議員団の議会報告会です。お近くの方はぜひお出かけください。