おはようございます。きょうもいい天気ですね。写真は今朝ほどの吉川橋です。今回は上流側から撮ってみましたが、いまの時間帯、橋はどうしても黒く写ってしまいます。
昨日は上越地域消防事務組合議会定例会でした。組合管理者は提案理由の説明の前に、熱中症のことや台風災害等に言及しました。このなかで今夏の熱中症発生状況について、管内においては2人が亡くなられ、85人が救急搬送されたことを明らかにしました。
昨年度の決算審査では昨年度の途中から導入された大気中の放射線量の測定と消防車両等の更新について質問しました。このうち、放射線測定については、私の方から、「1日に1回の測定ではいざという時に間に合わない。例えば、午前9時に測定して、(大きな事故が起きて)放射線が午前10時、11時に来たとしても翌日までわからない可能性がある」と指摘しました。これに対して浅野消防長は、「指摘のように午前9時に観測をして10時に大量の放射能が流れてきたらどうするか(という問題はある)そこら辺は市の担当とも話をして回数を増やすことを考えていきたい」と答えました。今後の動きに注目です。
昨日の上越地域消防事務組合定例議会で一番議論になったのは職員給与削減です。組合には288名の職員がいますが、本年10月から来年3月まで一人当たり21万5635円(共済費含む)削減するというのです。「国の要請に相応する職員人件費の減額」との説明でしたが、国が直接消防組合に要請した事実はありませんので、「地方交付税削減のあおりを受けての措置」ということです。私からは、削減により職員の生活を脅かし、地域経済にマイナスの影響を与えること、職員の理解を得る努力が十分されていない中での提案であることを指摘して反対しました。結果的には賛成は7議員、反対は私を含む3議員で、関係議案は可決されました。
今回の削減については、国の地方交付税削減に伴い、やむを得ないものとして受けとめている人もいますが、消防職員の給与まで削減するのは理解できませんでした。昨日の私の質疑で、他消防本部の状況が明らかになりましたが、県内の19の消防本部中、削減を決めたところは7本部だけで、未定が7本部もあります。また、実施しない、あるいは実施しない方向で検討中のところが5本部にも及んでいます。こうなると、上越市の職員給与の条例を準用する仕組み自体にメスを入れていく必要がありそうです。
きょうは党議員団会議です。その後、生活相談などで動きます。