おはようございます。今朝は曇り空です。朝食では先日、近くの山で採ってきたムカゴの入ったご飯をいただきました。今年初めてです。いつも思うのですが、この自然の味は最高です。
昨日は吉川区の原之町と下町の防災訓練でした。先月末の上越市総合防災訓練に比べれば、規模は小さいのですが、それだけきめ細かさがあり、身近な感じのする訓練となりました。写真は消防署の職員が風呂敷や毛布をいざというときにどう役立てるかを説明しているところです。風呂敷で頭を守る、持ち物は手に持たず、風呂敷で簡単に作れるリュックに入れる、毛布を活用してタンカを作る、タンカをみんなで持つには、持ち上げるのではなく、後ろに引っ張る感じでやると腰を痛めない。職員の説明は手品師のような感じで、楽しいものでした。さすが、プロですね。いい勉強になりました。
午前10時からは、高校の同級生で友人の石塚正英さんによる講演がありました。地域のお宝「大乗寺址鹿島神社石祠」について深く学ぼうと町内会のみなさんが企画した講演です。講演会から地元での懇親会までずっとご一緒させてもらいました。大乗寺が川中島から上越、会津、米沢へと移転していく歩みなど歴史の話も良かったですが、石塚さんの言葉に力が入ったのはやはり石の話でした。福井の杓谷石を使った大乗寺の一石五輪塔、中山石を使った欄塔(らんとう)の話に引き込まれました。鹿島神社では石塚さんから直接、欄塔などについて教えてもらいました。懇親会では、「大乗」とは「自分のことだけでなく、すべての人を等しく救うことだ」という説明に参加者は気分上々、市道から集落センター前まで中山石を敷こう、といった話も出ました。
きょうは議会の最終日です。バタバタしています。